Student's Voice

プログラム体験談

Kwansei Gakuin Senior High Schoo Student Kwansei Gakuin Senior High Schoo Student

Education(教育問題)

Japan · Kwansei Gakuin Senior High School 3rd grade : T / H

Q1:グループで取り組んでいるプロジェクトの目的(ゴール)、内容(アクション)とその理由を自分の言葉で書いてください。
Tさん:ゴールは、スラムの子どもたちへの教育の普及です。 私たちが行った活動は、インドネシア・スラムの学校の子どもたちに、英語の基礎が学べる歌やゲームを教えたことや文房具とお金を寄付したことです。 理由としては、スラムの学校では、教員(給与が低い)や教材の不足が問題で、それらが原因で低下している教育の質を上げるために、少しでもサポート出来ればと思いました。また、スラムの教育問題は、親が教育は時間とお金の無駄だと考えていることが、根本的な原因の一つであることも分かりました。教育問題の解決には、教育の重要性やメリットを理解してもらうことが必要であると気付き、この活動は続けていきたいです。
Hさん:私たちは話し合いの結果、インドネシアの教育に焦点を当ててディスカッションを行うことにしました。私たちが行う活動として、文房具の寄付をすることと、教育をきちんと受けられていない幼稚園児に授業を行うといった2つのプロジェクトに定め、スカイプで議論を重ねてきました。1人でも多くの子供達に勉強をしやすい環境を作ってあげたいということ、そして歌を通じて日本の文化を少しでも知ってもらいたいということがこのプロジェクトを決めた理由です。きっかけは初めの授業で、インドネシアの教育の現状について話し合ったときに、学校に行けていない子供たちや学校に行けていたとしても十分な設備がない子供たちが沢山いることを知り、何とかしてあげたいと思ったからです。学校を私たちが作ることは出来ないけれど、「今自分たちに出来ること」を考えた時に、要らない文房具が家にいくつかあるのではないかという話になり今回の寄付に至りました。また、寄付だけではなく、私たちの知識を使って何か役立てないかと考え、授業をしました。
Q2:グループの目的のために、自身が取り組んだことを時系列で整理してください。
Tさん:インドネシアの現状について調査→状況を確かめるためスラムの先生にインタビュー→学校に募金の許可を取得→ポスター作成→生徒に寄付を実施→インドネシアのスラムの学校の校長先生に寄付。また、スラムの幼稚園の生徒がハラパン高校に来たときには、全員で手遊びの動画を撮って送りました。
Hさん:グループの目的を達成するために、初めにインドネシアの教育の実態を調べました。なにを寄付したらいいか、そしてどんな授業を行うべきかを考えました。それから寄付をするにあたり、1、2学年に寄付のお願いを記載したチラシを作成しました。自分自身も寄付をする鉛筆、ノート、絵本を学校に持っていきました。また、twinkle twinkle little star の日本語版、英語版、ローマ字版それぞれの歌詞カードを作り、ハラパン高校の生徒に送りました。そしてより歌をわかりやすく教えてもらうために私たちが振り付けを考えてビデオ撮影し、ハラパン高校の生徒に送りました。
インドネシアの学生と寄付を募る

インドネシアの学生と寄付を募る

自ら考えたプログラムでスラムの子どもたちと

自ら考えたプログラムでスラムの子どもたちと

全校集会で募集の告知を伝える

全校集会で募集の告知を伝える

Q3:自身がこのプロジェクトで「出来たこと・成功したこと・身に付いた力」を①協議/②計画/③実施/④まとめ/⑤発表の類に細分化して分析してください。
Tさん:

①協議では、英語でのコミュニケーション能力が身につきました。初めは他の人の話を聞いているばかりでしたが、終盤では自分の意見を臆せずに伝えることが出来るようになり、自分自身が納得出来る充実したディスカッションにすることが出来ました。

②計画の面では、どのアクションをいつ起こすかという日程を綿密に定めることで、準備物も明確に分かり、余裕を持って行動出来る計画性が身に付きました。

③実施の面では、綿密に計画を立てたこと、ポスター作りや募金活動のための準備を行ったこと、生徒に関心を持ってもらえるよう数回に渡る告知など、やれることは全て行ってきました。その結果、どのように呼びかければ相手の心に届くのか、また熱意が伝わるのかを学ぶことが出来ました。アクション全体を通して、自分で行動を起こす楽しさを知ることができ、行動に移すことで、受け身の座学よりもその問題に興味を持つことが出来ると分かりました。これからは、自分からアクションを起こすことに前向きになれると思っています。

④まとめの段階では、チームメイトに積極的に意見を聞く立ち位置でした。不明瞭な点が残っていないか、全体をみて考える視点が身に付きました。

⑤発表は、事前に準備し、これまでの成果をしっかり聞き手に伝えることが出来ました。アイコンタクトや声のボリュームなど、良いプレゼンテーションの方法を学ぶことが出来ました。また、発表の準備を通して、よりチームワークを深めることも出来たと思います。

Hさん:私はこのプロジェクトで自分から積極的に行動する力、アイデアを提案する力がつきました。協議や計画を立てる時に、私は積極的にこうしたらいいのではないか?という提案をしたり、ノートやホワイトボードにメモを取ったりしました。実施の際は、自らチラシを作成し、寄付の箱を設置や、歌詞カードを作るなどの仕事を自ら積極的に出来たと思います。子供たちへの教育提供案も以前の私たちだったら思いつかなかったと思いますが、毎週のディスカッションにおいて、現状や状況を知り、「何とかしてあげたい」とい気持ちが、アクションを起こそうという気持ちに変わったのだと感じています。
寄付のために作成したポスター

寄付のために作成したポスター

寄付の結果

寄付の結果

Q4:自身がこの活動で「出来なかったこと・今後の課題」について
Tさん:ゴールは、スラムの子どもたちへの教育の普及です。 私たちが行った活動は、インドネシア・スラムの学校の子どもたちに、英語の基礎が学べる歌やゲームを教えたことや文房具とお金を寄付したことです。 理由としては、スラムの学校では、教員(給与が低い)や教材の不足が問題で、それらが原因で低下している教育の質を上げるために、少しでもサポート出来ればと思いました。また、スラムの教育問題は、親が教育は時間とお金の無駄だと考えていることが、根本的な原因の一つであることも分かりました。教育問題の解決には、教育の重要性やメリットを理解してもらうことが必要であると気付き、この活動は続けていきたいです。
Hさん:私はあまりハラパン高校の方と積極的にコミュニケーションを取ることが出来なかったと感じています。英語は大好きですが、話すことが苦手で積極的には話せませんでした。それは間違えや失敗を恐れて完璧に話そうとしたことが原因だと思います。何度か間違えてもいいから話し理解してくれた時はとても嬉しかったです。この経験を活かし、大学では留学や、積極的に留学生と話すことで、外国人と上手くコミュニケーションを取れるようにしていきたいです。
Q5:プロジェクト前後での自身の変化について
Tさん:私は今まで、教育を受けられない人が多い要因は、単に経済的な事情だと思い込んでいました。しかし、教育の必要性が親から認識されていないことや、その他さまざまな問題が重なり合って起きている問題だと知ることが出来ました。そのことが今回の私たちの行動の幅を広げることにつながり、まずは知ることが大事だと再確認出来ました。また、私は募金活動中、最大限に頭を使って計画的に生活していました。自分がとても生き生きしていたことを実感しているし、実践的な学びの楽しさを知りました。 このプログラムの最初、苦手な英語で話さなければならないことや実際にアクションを起こすことを少し面倒に感じていました。それは自分に自信がなく、努力することを放棄していたのだと今になって思います。しかし、少し積極的に前向きに考えてみれば、面倒なことは何もなく、不安なことでも努力している姿は誰かが見てくれているし、自分の気持ち次第で出来ることが増えることを実感しました。今では、自分がこのプロジェクトを通して、沢山のことを学ぶことができ、それが自信に繋がっています。これからは自分が苦手なことや初めての挑戦に出会っても、前向きに取り組むことが出来ると信じています。
Hさん:教育というのは当たり前に受けられるものだと思っていました。私は幼稚園の頃から今までなんの不自由もなく教育を受けさせてもらっていました。それは当たり前ではなく感謝しなければいけないことであると痛感させられました。プログラム開始当初、スカイプでディスカッションと聞いた時にはうまくいくのか?と疑問に思っていましたが、毎週のスカイプによって国境を越えて友達となり、また一緒に協力して1つのことを成し遂げようとするチームワークが芽生え、どんどん授業に入り込んでいく自分がいました。この国を越えた取り組みは、他の学校、他の授業でも導入するべきではないかと思います。なぜなら、その国独自の考え方に捉われずに、様々な考えがあるのだと思うようになり1つの物事に対して広い視野で捉えられるように自分自身が変化したからです。
Q6:このプログラムにおいて、率直な感想をお聞かせください。
Tさん:前述の通り、このプログラムは本当に学ぶことが多く、受け身の授業よりも自分が学んでいるという実感を持つことが出来ました。また、人間性の成長にもつながります。もっと多くの人に取り組んでもらいたいプログラムだと感じました。
Hさん:今までしたことのない授業の仕方でとても面白かったです。学校の授業ではなかなか発言する機会はなく、ただ聞いているだけというのが多く、それが一般的でしたが、この授業は全員が主体となって動くことが出来ました。本当にいい機会を与えて頂きありがとうございました。
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Kwansei Gakuin Senior High Schoo Student

Food Waste(食料廃棄問題)

Japan · Kwansei Gakuin Senior High School 3rd grade : K

Q1:グループで取り組んでいるプロジェクトの目的(ゴール)、内容(アクション)とその理由を自分の言葉で書いてください。
Kさん:「食」にもともと興味があり、このテーマを課題にすることを希望しました。 日本の食料廃棄量が世界一だと今までの知識としてありましたが、年間632万トンと言われる日本の食品ロスは約半分が家庭から出ており、企業側の生産過程でも食品ロスは課題となっていることを今回初めて知りました。食べ物を棄てることに対して危機意識はあるはずなのに、なぜ今でもFood Wasteが社会問題から無くならないのかをインドネシアの状況も含めて考えました。すると、インドネシアではそもそも食べ物を棄てることに抵抗がない分、家畜の餌などに回す取り組みを当たり前に行っていますが、一方で日本は捨てる量を減らす運動はいくつかあったとしても、どうしても出てしまう食料廃棄物についてはあまり具体的な対策がないことが、食堂スタッフのインタビューにて分かりました。 何も現状が分かっていなかった私たちは、「知る」ことが重要だと考え、これからの未来の担い手となる若者として学校の生徒を対象に現状を「知ってもらう」活動をすることに決めました。まずはFood Wasteの現状を知り、意識を変えるために、ハラパン高校の生徒の提案のものと、ポスターを作成し、全校集会でも告知をしました。ポスターは、食べ残しを減らすため、食堂に掲載しました。また、英語版も作成し、ハラパン高校にも貼ることで両国の食品ロスを減らす取り組みを行いました。このポスターでは現状に加えて、「今私たちに何が出来るのか」や、「これから将来に向けてどんな対策をしていく必要があるのか」についても記載しました。
ポスターを作成

ポスターを作成

Q2:グループの目的のために、自身が取り組んだことを時系列で整理してください。
Kさん:4月 ・様々なトピックがある中でもFood Wasteをテーマにしたいと考える(自分の今まで取り組んできたことについての学びが活かせるから) ・インドネシア側から私たちが思うFood Wasteが及ぼす悪影響とは何か聞かれるが、調査が不十分であったため、曖昧な回答しかできず、反省する。 ・Food Wasteについてインターネットで調べ、現状、原因、対策を知る ・二回目のSkypeで改めてFood Wasteでは何が問題なのか、なぜそうなってしまったのか、問題が進行するとどうなるのか、私たちに何が出来るのかを日本側の調査結果としてインドネシアの生徒に共有 ・ほぼ毎回の授業で最後にクラス内でのプレゼンがあったので、その度に自分の中での学びをまとめることが出来た
5月 ・日本だけではなくインドネシア側の現状についてもSkypeを通して共有する=相手への質問を考えるようになる ・視点を身近に移して、お互いの学校での食品ロスや家庭での食品ロスを調べる ・しかし、家庭での食品ロスは一番意識しやすいと感じていましたが、調べるのが困難で、そもそもこれが家庭での食品ロスが認識されない原因の一つかもしれないと感じる ・事前に作成する買い物リスト(家庭での食品ロス減少のため)、食育の提案(学校教育において)をする ・時間に限りがあることから、食育から方向転換をし、ポスターを通して高等部の生徒に伝えることに
6月 ・全校集会でのポスターの告知 ・インドネシアの生徒が高等部に交換留学として来て、Farewell partyでFood Wasteチームとして食べ残しがないように呼びかける→この機会に食べ残しを減らすように呼び掛けたが、それを意識させることで無理やり食べてくれようとする生徒の存在に気付いて、これで正しいのかと疑問を抱く。そして、私たちが目指すのは、おいしく食べることが前提で、その上で食べ残しもしないという世の中をつくることだと気付く ・ファイナルプレゼンテーション
Q3:自身がこのプロジェクトで「出来たこと・成功したこと・身に付いた力」を①協議/②計画/③実施/④まとめ/⑤発表の類に細分化して分析してください。
Kさん:

①協議 今回は日本側で食育実施は出来ませんでしたが、インドネシア側の学校で幼稚園児に対し、考えてきた食育の授業を行うことが出来ました。

②計画 私自身はアイデアの提案が得意でした。今までの経験とつなげて考えることで沢山のアイデアが浮かび、実際にどう行動に移していくかも具体化して示すことが出来たので、チームの活動の方向を誘導するという点では、みんなをサポート出来たと思います。これに対して、ハラパン高校の生徒は私たちのアイデアに真剣に耳を傾けて、すぐに行動に移す姿を見て、その行動力から私たちが彼らから学ぶことも沢山ありました。

③実践 全校集会での発表、食堂でのポスター掲示、そしてハラパンの生徒が日本に来た時のFarewell partyでの食べ残しを控えるための呼びかけなど、実際に「伝える」という私たちのトピックでは一番必要且つ大切なことに取り組む機会が沢山あり、良い経験が出来ました。

④まとめ Food Wasteという社会問題に取り組み始めた当初から、計画がうまくいかないこともありましたが、その度にハラパン高校の生徒や関学のメンバーと話し合うことでより良い解決方法を見つけることが出来ました。私自身は話し合いが深まる中でアイデアも膨らみ、それは今回のトピックだけでなく、これからおそらく私が研究していくであろう「食」の研究に役立つと思いました。また、今回の学びの中で、様々な問題を「食」という側面から解決法を考える力も身につきました。食が人々にもたらす影響力の大きさを今回再認識出来たこともきっかけの一つだと思っています。

⑤発表 作成した買い物リストを実際に配布しながら発表をすることで、学びの成果を伝えると同時に実践につながる材料を聴衆している生徒に提供出来たと思っています。私は解決法の提案と、この授業のまとめについて話しましたが、インドネシアの高校と協力することで、このFood Wasteの解決法を私たちなりに導き出すことが出来たということをしっかり伝えることが出来ました。

Q4:自身がこの活動で「出来なかったこと・今後の課題」について
Kさん:序盤に実現化出来なかった「食育」というアイデアをもっと早めから多くの人から意見を聞くことを実践していれば良かったと反省しています。何かしたいことがあっても、高校生の力だけでは出来ないこともあるため、アイデアを大人に共有して、現実的且つ実現可能な案にする流れを今後しっかりと覚えておきたいです。今後も、食育の研究を深めていければと思います。そのためには、あらゆる分野の知識が必要であるため、大学では様々な分野に専門性を持っている学生を集め、食育という視点から社会問題の解決策を考えていければと思っています。そしていつか子供たちに沢山の知識や情報が詰まった食育を提供することで、「健康と食」に興味を示す子供たちを一人でも多く輩出していければなと思います。
Q5:プロジェクト前後での自身の変化について
Kさん:Food Wasteを知った当初、私は食品ロスがなくなれば、この問題は解決すると考えていました。しかし、今は食品ロスを完全になくすのは難しいと考えています。なぜなら、インドネシアの学校の食料廃棄量や関学高等部食堂の食料廃棄量、そしてFarewell partyを見て、いくら意識を呼び掛けても出る食品ロスはあるのだと気付いたからです。そこで今の私が考えるのは、出てしまった食品ロスをどうするかということです。1つの例としてインドネシアの学校の食堂で出た食品ロスは近くの農家が引き取り、家畜のえさにしたり野菜の肥料にしたりしています。このように廃棄された食べ物もまた別の形で使われるような機会があれば無駄にはならないだろうと思っています。 そして、国を越えてディスカッションをするという初めての試みに対しては、最初は意見がまとまるのかという不安が大きく、実際に何度か相手を怒らしてしまうようなトラブルがありましたが、最終的には他国からの視点があることで、視野が広がり、自国を客観的に見ることが出来ました。また、今回の議論で気付いた点は、自分の意見を英語で相手に伝えるためにはまず、自分の中で詳しく言いたいことがまとまっている必要があることです。これは、難しい専門用語を出来るだけ簡単な言葉で伝える必要があるからです。これがあまり出来なかったのは、自分の英語力の乏しさだと考えられますが、人に伝える前に自分の中で一度整理することで、自分自身が話す方向が明らかになると分かったことは、このプログラムのおかげだと思います。
Q6:このプログラムにおいて、率直な感想をお聞かせください。
Kさん:初めは両国が同じ社会問題に取り組み、解決法を考えるということに様々な不安がありました。日本人同士でも意見がぶつかり合うこともある中で、言語の違うインドネシアの生徒とうまくディスカッションが出来るのか心配でしたが、実際はお互い英語を母国語としないため、何度も確認しながらディスカッションを進めることが出来、むしろそれが良かったと思います。国として、価値観や習慣など様々な違いはありましたが、どれも新鮮で学びが深まりました。また、Skypeでの学習を通して自分自身、もっと日本について伝えることが出来るようにならないと、日本人としても恥ずかしいと、自国を見つめ直すきっかけにもなりました。
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Kwansei Gakuin Senior High Schoo Student

Local Revitalization(地方創生・伝統)

Japan · Kwansei Gakuin Senior High School 3rd grade : Y

Q1:グループで取り組んでいるプロジェクトの目的(ゴール)、内容(アクション)とその理由を自分の言葉で書いてください。
Yさん:まずTourismの問題提議として、観光客は大都市ばかりに偏りがちであり、西宮市などの小さな地域に行く人は少なく、それが観光業の利益、労働者の雇用、若者の数において都市部と他地域で大きな差ができてしまうことを挙げました。それを踏まえ、私たちのプロジェクトの目的は、私たちと密接に関わっている西宮市を、宣伝することで活性化させることでした。また、私たちはアクションとしてインスタグラムを利用しました。それは、今世界中で人気となっているこのツールを使って宣伝することによって、容易に世界に情報を発信することが可能となり、その効果が顕著に現れると考えたからです。
Q2:グループの目的のために、自身が取り組んだことを時系列で整理してください。
Yさん:まず始めは、私は英語を得意としていたのでハラパン高校と接触し話し合う場で率先して話し、聞いて説明するなど、仲介役のような役を行ないました。 次に、伝統工芸を扱う企業へのインタビューの際、人形芝居えびす座への質問を考え、電話越しに有益な情報を得る役割を果たしました。 その後、グループ内で割り振って協力して行い、インスタグラムの投稿内容を考えたり、日本版を英語訳したりとアクションの質を向上させることに協力しました。アクションについては、全校集会での広報活動や、ポスターのデザインなども考え、人々の興味を引くように工夫し、最終プレゼンテーションではチームメイトの原稿を参考に簡潔にパワーポイントにまとめられるように努力しました。
PowerPointでわかりやすくまとめる

とても見やすくシンプルに仕上げた

Q3:自身がこのプロジェクトで「出来たこと・成功したこと・身に付いた力」を①協議/②計画/③実施/④まとめ/⑤発表の類に細分化して分析してください。
Yさん:

①協議 初めて顔を合わせる異国の生徒たち、また関学でのチームメイトと共に協力し、話し合って1つの目的に向かって精進した経験により、自分一人でなく全員の意見に耳を傾けながら行動する力が身に付きました。皆それぞれ自分が何をしたいというような願望を持っていましたが、それを押し付けているだけではプロジェクトは前に進まないし、良いものは作れないということが身にしみて感じることが出来ました。言語の壁もありましたが、グループとして1つの目的に向かうことで、徐々に団結感が増し、最終的には他の人がどう思っているか意見を促すことが出来るようになりました。

②計画 0の状態から行動する、という経験を通して、計画の大切さを痛感しました。始めはどうしてもその場の思いつきで、好き勝手に各々が進めてしまっていたので、後になって時間配分にズレが生じるということが起きてしまいました。ハラパン高校の生徒は、その点において非常に長けており、定期的に今何をすべきか?次までにどこまで進むべきか?という疑問をグループに発信してくれたので、立ち止まって計画を練りながらプロジェクトを進めることが出来ました。先を見越して行動する能力はハラパン高校の生徒から、多く学びました。

③実施 チームの行動を通して、現実での実施の厳しさを学びました。私たちはアクションとしてインスタグラムという手段を取りましたが、手軽さ故の確立した支持が得られないという悪い点も実施後に分かりました。実施する大切さ、実行する前の調査の重要性を学びました。

④まとめ まとめの部分では、自分たちが行なってきたことを文字に起こし、分析する力が身に付きました。最終プレゼンに向けて紙にまとめていると、自分たちの行動やそれに対する効果が可視化され、このプロジェクトの継続的な取り組みまで話すことが出来ました。改めて議論だけで突き進むのではなく、紙に一度落とし込む重要さに気付けました。

⑤発表 発表でも、取り組みを整理する力がつきました。これだけ熱意と時間をかけて1つのプロジェクトを行ってきたことによって、この経験を多くの人に伝えたい、という強い気持ちが生まれ、調べたものを発表するのではなく、熱意込めて発表することは、なかなか貴重且つ良い学びの機会でした。

みんなでポイントを話し合う

みんなでポイントを話し合う

インスタグラムで阪神甲子園球場を紹介

インスタグラムで阪神甲子園球場を紹介

インスタグラムで地元の人形劇団を紹介

インスタグラムで地元の人形劇団を紹介

Q4:自身がこの活動で「出来なかったこと・今後の課題」について
Yさん:アクションを最後までしっかり終わらせることが出来なかったことが、悔いとしてあります。これをやろう!とグループで決め、様々な改善を加えながらアクションを進めましたが、行動における前後でどのような変化が起きたのかが分かりにくくなってしまった。どのアクションを踏む度、イイネ!数のカウントを行うことや、インスタグラムのフォロワーのアンケートや意見を聞くなど行うことが出来ていれば、具体的なアクションの結果の要因が明確になっていたかもしれません。アクションだけに限らず、他のことを成し遂げる時にも共通すると思うが、何をもって成功と見るかを明確にしてから行動することが大事なのだと思いました。
Q5:プロジェクト前後での自身の変化について
Yさん:Tourismは私たちの身近な存在でありながら、向き合ったことがなかった問題なので、今回のプロジェクトを通してとても興味が深くなりました。特に、伝統工芸(和ろうそく)や伝統舞踊(人形芝居えびす座)のプロにインタビューなども出来、ハラパン高校の生徒だけでなく、自分たちにとっても驚くべき新しい発見ばかりで本当に面白く感じたので、触れることは大事だと改めて感じました。また、1つのことを成し遂げるのに、国境の壁は関係ないことも知りました。始めは未知の領域で先が見えませんでしたが、違う国だからこそ新鮮な視点も取り入れることが出来、結果に対し、日本人だけでは作れなかった深みが出たと思います。言語の壁も、壁以上の団結力に気づけば変わっていて、本当にいいチームが出来たと実感しています。そんなチームに関わったことで、グループワークに対する自分の考えも一変しました。
Q6:このプログラムにおいて、率直な感想をお聞かせください。
Yさん:ハラパン高校の生徒が来日した際に、ただの交換留学では得られない距離感が、このプログラムによって形成されているなと思いました。全くの初対面の人と社会問題について話し合うことに加えて、国境という壁がプラスされたこのプログラムは、本当に初めはどうなるのか見当もつきませんでしたが、議論を重ねる度に、「自分たちでより良くしていこう」という今までに経験したことのない絆のようなつながりが、このプログラムでは感じられました。新しい国際交流の形として、言語も文化も超えて世界と繋がることの出来るこのプログラムは、とても有意義なものだと思います。このプログラムに参加できてよかったです。
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Indonesia・HARAPAN High School

Education : S / Tourism : F / Food Waste : A

Q1:グループで取り組んでいるプロジェクトの目的(ゴール)、内容(アクション)とその理由を自分の言葉で書いてください。
Education : S

プロジェクトの目的は、学校で十分な教育を受けられていない子どもたちに対して、自分たちが出来る最大限のことをすることです。その活動 の内容としては、チームで議論の末、物資の供給(文房具の寄付)とお金の寄付(日本側で実施)を行いました。理由として、スラムの小学校の 先生にインタビューを行い、教育を受けられる環境が十分でないと具体的に理解出来たからです。貧困エリアがあることは分かっていましたが、 どんな状況に直面しているかは今まで知りませんでした。私自身の考えですが、教育とは「世の中に通用する生き方」を学ぶことが出来るため、 誰もが受けるべきだと考えています。私たちはスラムの子どもたちに対して、出来ることをしてあげたいと思い、行動に踏み切りました。

Tourism : F

プロジェクトの目的は、伝統産業や日本特有の自然を持ち合わせている兵庫県・西宮市ですが、観光客の増加に悩んでいることから、より多くの 人に知ってもらうために日本の良さや強みの発信を行うことが今回の目的です。活動の内容としては、ユーザーの多い外国人や日本の若年層に対 して I nstagram を用いて情報発信を行うことにしました。理由:地方創生は「魅力」と「プロモーション」の2 つの観点が組み合わさらなけれ ば上手く行かないと考えています。なぜなら、地域の魅力があるからこそプロモーションが上手く働くからです。しかし、今回は時間も限られて いるため、1 から地域の魅力づくりを行うのではなく、今ある価値をしっかりと伝えるプロモーションに力を入れることにしました。

Food Waste : A

プロジェクトの目的は、アジアの中で日本とインドネシアが最も深刻といわれている食品廃棄問題を少しでも解決に導くことです。私たちが出来 る活動の内容としては、両校の食べ残しの量を減らすことです。全体集会での告知やポスター作成、食育の授業などを行い、全校生徒に食べ残し をなくす取り組みを行いました。この取り組みを目指す理由としては、食べ物に困る国がある中で起きている食品ロスの問題はもちろん、廃棄焼 却によって排出される二酸化炭素(地球温暖化)など様々な問題に関連しているからこそ解決が最も必要であると考えたからです。

みんなでポイントを話し合う

交換留学時に、食べ残しを減らすよう呼びかける


Food Waste チーム

インスタグラムで阪神甲子園球場を紹介

スラムの子どもたちに歌を歌って英語を教える


Education チーム

Q2:自身がこのプロジェクトで「学んだこと」を教えてください。
Education : S

このプログラムが私に教えてくれたことはとても多かったと振り返ります。中でも私は元々英語を話すことは得意ではありませんでしたが、日 本の学生と話すうちに楽しくなり、気付けば自然と英語を臆せずに話せる自信がついていました。日々学んでいる英語を実際に使い話してみる ことで、あとで復習する習慣もつきました。また、0 から活動を行うことに不安でしたが、挑戦する勇気も持つことが出来ました。

Tourism : F

意見交換することの大切さを学ぶことが出来ました。お互いの意見を話すことで、様々な視点や文化が織り交ざることで 1 つのアイデアがより 良いアイデアに生まれ変わることが出来ると実感しました。また、相手の意見を聞いて自分の頭でよく考えて話したことで、言い表し方や英語 文法なども改善することが出来ました。そして、アイデアを実現化する際に学んだことは、「優先順位」を決めることです。行動計画に優先順 位をつけることで、常に目的に向かって議論をすることが出来、効率的に目指してきた結果に辿り着くことが出来ました。

Food Waste : A

「社会問題の解決及びアイデアの実施」は簡単ではないと分かりました。目標達成するためには、努力と強い目的意識が必要だと活動の中で感じ たからです。その中で私は挑戦する大切さを学ぶことが出来ました。活動を行いその効果がどれくらいのものかを集計することは出来ませんでし たが、挑戦することで今まで知らなかった分野の学習、人前で話すこと、ポスターの作成や同じグループである幼稚園児や小学生への食育の授業 の実施など幅広く経験し、自分の可能性を拡げることが出来ました。

Q3:このプログラムからどのような力を得ることができたと思いますか?(n=19)
Q4:プログラムにおける満足度
Education : S

十分に満足である

Tourism : F

十分に満足である

Food Waste : A

十分に満足である

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