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2018年6月19日「交換留学の実施 議論してきた仲間に出会い感動」じゃかるた新聞で掲載

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バリ島デンパサールのハラパン職業訓練高校の生徒たちが、兵庫県西宮市の関西学院高等部(枝川豊校長)を訪問し、 15 日、合同授業に参加して交流を深めた。両校は4月からインターネットを利用したオンライン授業を開始、今回初めて訪問が実現した。

ハラパン高校の一行はアルティカ校長と教師、生徒10人の計 12人。合同授業では5、6人の班に別れて、日本がどんな国なのか、高等部の生徒が英語で説明。 京都の歴史や見どころなどを取り上げた。その後、日本とバリのお菓子を交換してみんなで味わい、ジェスチャーを交えて感想を語り合い盛り上がった。

高校2年のバガスさんは 「日本が少し分かった。新しい友達もできて、ぜひまた来たい」と目を輝かせた。高校3年の鳥養(とり かい)忠義さんは「オンラインで議論してきた友人に会えてうれしかった。取り組んでいるごみ問題の議論を、さらに深めていきた い」と話した。高等部で国際担当の三木真也先生は 「お互いに貴重な体験だったと思う。さらに刺激し合い、友情を深めてほしい」。

一行は、約1週間の滞在中、ホームステイしたほか、西宮市のごみ処理センターを見学。神戸や京都も訪ねて、市内や川、海にごみがなくきれいなので驚いていた。
17 日にはバリ島に帰国したが、合同授業後のお別れパーティーでは、見送りの高等部の生徒と抱きあって 涙を流し別れを惜しんだ。

この交流事業を推進しているWIth The World 社(本社・神戸市)
の五十嵐駿太代表は「8月には、高等部の生徒がハラパン高校を訪問する予定。国境を越えた友人をつくり、 互いに切磋琢磨してほしい」と話した。 (臼井研一)

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