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【2025年 総まとめ】世界67カ国の生徒が「共に学び、明るい世界をつくる」教育機会の提供を目指して

2025/12/26
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2025年、With The Worldの事業にご協力をいただき誠にありがとうございました。多くの生徒様、先生方、パートナーの皆様に支えられて、生徒たちに教育を届けることができましたことを、この場をおかりしてお礼申し上げます。

本記事では、本年のWith The Worldの取り組みをまとめてご紹介いたします!

大阪・関西万博で未来の教室を展示(5月)

大阪・関西万博ヘルスケアパビリオン内で、世界67カ国の人々と一緒に学べる「未来の教室」を展示する機会をいただきました。展示ではWith The Worldが考える、「世界の様々な子どもたちが共に学び合う未来の教育」について、動画や世界の授業体験できる体験マップ、来場者が一緒に作り上げるチャレンジツリーなどで紹介しました。展示期間中、多くの方にご来場いただき、チャレンジツリーには平和を望む多くの声などが世界各国の来場者から寄せられました。

▼もっと詳しく知りたい方はこちら

https://withtheworld.co/osaka-world-expo-education/

 

タイ・フィリピンへの海外研修

春休み・夏休み期間を中心に、本年度も多くの学校様にフィリピン イロイロ市・タイ チェンマイへの海外研修にご参加いただきました。フィリピン研修は NGO LOOB様のご協力のもと、現地の社会課題を生徒自身の目で見て、また現地の若者と共に、解決のためにできることを考えていただく機会として提供させていただいています。参加した学校様の中には、フェアトレード商品を帰国後に学校内で販売するなど、帰国後も学びを継続してくれた方もいらっしゃいました。

またタイのチェンマイへの海外研修では、現地の孤児院「希望の家」を訪問し、山岳民族の子どもたちと交流をしていただきました。子どもたちとの交流を通して、支援のあり方、その持続性について考えるきっかけになったという声も多く寄せられました。

なお海外研修の参加費用は一部は、現地NGO様や孤児院に寄付されます。資金の動きなども学びながら、現地支援へのあり方を考えるきっかけになっていたら幸いです。

海外研修写真

 

環境省主催「SDGs Students Dialogue Expo 2025」

8月には、大阪・関西万博サステナドームで国内9大学及び中国、韓国、インドネシア、フィリピン、タイ、カナダの学生がチームを組み、企業担当者から提示された環境課題の解決策を検討するワークショップが行われました。

半年間オンラインで、企業・学生が協議を重ねた解決案を本ワークショップで発表。それぞれのチームが企業から提示された環境課題に対して、具体的なアクションや実行した成果を発表しました。学生からは、実践的なミッションに対して解決策を提示していく過程や、海外学生との協働の過程で大きな学び・成長を得たというコメントも寄せられました。

▼もっと詳しく知りたい方はこちら

https://withtheworld.co/sdgs-students-dialogue-expo-report/

 

鹿児島県教育委員会主催 離島を含む20校がオンライン交流・海外研修

6月から12月にかけて鹿児島県内20校の中学校・高校で、オンライン交流及びベトナム・台湾への海外研修を実施しました。海外の方と英語でコミュニケーションをとることにはじめは緊張される生徒様も多くいらっしゃいましたが、回数を重ねるうちに主体的に台湾の生徒やベトナムの生徒と自分自身の言葉で関わろうとする姿が多く見られました。

TICAD Business Expo&Conferenceへの参加

アフリカの開発をテーマとする国際会議 「TICAD」の開催にあわせて実施された、TICAD Business Expo&Conferenceに参加しました。イベントでは展示を訪れてくださった各国の関係者様に、With The Worldのビジョンや、日本の企業とアフリカの子どもたちをつなぎ、社会問題に対して共にアプローチすることで子どもたちの世界的視野の育成、革新的なアイデアの創出を手助けできるということをアピールしました。たくさんの良いご縁にも恵まれ、今後もアフリカの各国の子どもたちと共に学び合える時間を、みなさんに届けられるよう邁進してまいります。

▼もっと詳しく知りたい方はこちら

https://withtheworld.co/ticad-business-expo%EF%BC%86conference-report/

音楽に、ゲーム。「同じ」からはじめる交流への挑戦

10, 11月には高岡龍谷高校で、DJタテヅカ2000様を特別講師としてお招きした国際交流事業が行われました。本授業では、言葉や宗教が異なる様々な生徒たちが、共に音楽を楽しむことを目指し実施されました。違いではなく、みんなが好きな音楽からはじまる交流に、「海を越えて国籍を超えてひとつになれたことが嬉しかったです」と生徒からコメントもありました。

また11月には松原市主催で、タンザニアの大学生と松原市の大学生がeスポーツをして交流する国際交流が実施されました。英語に不安を感じる学生も多い一方、ゲームが大好きという学生が多く参加した本イベントでは、UNOを通して楽しい時間をそれぞれが共有する会となり、自然に対話や友好関係が生まれる瞬間をスタッフも目の当たりにすることができました。

学生からは「言語や文化が違う人とも同じゲームを通して交流したり仲良くなることができる」「今日の文化交流は、本当に目を開かされる、意味のある体験でした。異なる背景を持つ人たちと交流し、伝統や価値観、日常の経験を共有するだけで、私たちがどれほど成長できるのかを学びました。このプログラムを通して、文化とは単なる「違い」ではなく、「つながり」「理解」「尊重」であるということを改めて実感しました」等のコメントが寄せられました。

本年も、先生方・パートナー団体の皆様に、たくさんのご協力・あたたかいご支援を賜り誠にありがとうございました。来年度もWith The Worldは、より多くの生徒様および学校関係者様、企業様がお互いに支え学び合い、より良い世界を共に実現できるような事業の展開を目指してまいります。本年は誠にありがとうございました。

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