鹿児島県 グローバル教育プロジェクトが始動!
―多様な人々が共生し、東アジアの中核都市として発展を遂げる2050年の鹿児島―
鹿児島県庁と弊社With The Worldは、そんな鹿児島県のグローバル人材の育成を目指し、鹿児島県の中高生を対象としたグローバル教育プロジェクトを、この6月からスタートしました!
今回はそんなグローバル教育プロジェクトの、6月〜7月の活動内容や成果などについて紹介していきます。
鹿児島県 グローバル教育
鹿児島は今、グローバル都市鹿児島県を支える、「郷土愛と国際性を兼ね備える未来のリーダー」の育成に力を入れています。
本プログラムでは、鹿児島県公立中学校8校、鹿児島県立高等学校10校が、台湾・オーストラリア・ベトナムいずれかの国とオンラインで繋がり、英語を使って交流を行っています。
この様に海外生徒と英語を用いて交流を行っていくことで、国際意識や実用的な英語でのコミュニケーション能力を伸ばし、将来のグローバルリーダーを育成していくことが期待されています。
また本プログラムは、約8ヶ月間の長期国際交流プログラム(令和5年6月から令和6年1月下旬までを予定)となっており、継続的に海外生徒とオンラインを通じ、交流を深めていくことができます。
2023年6月〜7月には、5校の鹿児島県の中高学校が、記念すべき1回目の国際交流を行いました!
曽於高等学校の国際交流授業の様子
1. 鹿児島県立加世田高等学校
実施日: 6月21日
交流校:台湾
2. 霧島市立横川中学校
実施日:7月3日
交流校:ベトナム
3. 鹿児島県立鹿屋工業高等学校
実施日:7月10日
交流校:ベトナム
4. 鹿児島県立曽於高等学校
実施日:7月25日
交流国:台湾
5. 鹿児島県立川薩清修館高等学校
実施日:7月26日
交流国:台湾
参加者の声
参加した生徒さんからは、
「こうやって実際に海外の人と話せているのがすごいなと思いました!」
といった嬉しい声をいただいており、今回の交流を通し国際交流の楽しさに触れることができた様でした。
またプログラムに参加された先生からは、
「初めての交流でしたが、笑顔や、話しを聞き取る姿勢が見られ良い授業でした。世界で広く使われている英語で交流することが大切だと思います」
「地元の良さを発信して行くことで、良い英語の活用になると思います」
といった声を頂いており、今回の交流を有意義に感じてくださっている様でした。
引用:『霧島市の中学生 ネット活用しベトナムの高校生と英語で交流』( NHK鹿児島放送 7月5日)
授業レポート(川薩清修館高等学校 7月26日実施)
今回の交流では、初回の交流ということで、以下の交流を行っていきました。
・自己紹介
『I’m a big fan of Taylor Swift. My name is 〇〇』
といった様に、自身のキャッチフレーズと一緒に自己紹介を行っていきます。
・共通点探し
質問に対してYes/Noで答え、共通点や違いを発見していきます。
川薩清修館高等学校と台湾生徒 交流の様子
5校の国際交流〜学校に合わせた授業内容〜
また先ほど紹介した交流に加え、各校の学校のニーズに応じ、各校オリジナルの交流も行っていきます!
【鹿児島県立加世田高等学校】
地元の紹介プレゼン
交流校である台湾の生徒と、お互いに地元について5分間のプレゼンテーションを行いました。
写真や動画などを用い、聞き手に興味を持ってもらえるプレゼンテーションを考え、英語を用いて発表していきました!
【鹿児島県立鹿屋工業高等学校】
「学校・休日」についてプレゼン
交流校であるベトナムの生徒と、「学校・休日」をテーマに、約3分間のプレゼンを行っていきました!お互いに、普段の学校の様子や、休日の過ごし方などを発表し、文化の違いに触れることができました。
【霧島市立横川中学校・鹿児島県立曽於高等学校・鹿児島県立川薩清修館高等学校】
質問タイム
事前に交流校である台湾・ベトナムの生徒さんが用意した質問に対し、日本の生徒さんが答えていきました。また日本の生徒さんが事前に共有した質問に、台湾・ベトナムの生徒が回答しました。英語を使って自分自身を表現する、良い機会になりました!
川薩清修館高校 授業の様子
メディア掲載
またこの様な国際交流の様子は、鹿児島県のテレビや新聞などで取り上げていただきました。
・MBC南日本放送様 6月22日放送(加世田高等学校での交流)
・NHK鹿児島放送様 7月5日放送(横川中学校での交流)
・南日新聞様(横川中学校での交流)
↓詳細はこちらから
https://withtheworld.co/kagoshima-global-classroom/
この様に、鹿児島県の国際化の取り組みが今、多くの注目を集め始めています!
今後の展望
今回のプログラムでは、オンラインでの国際交流を通し、異文化を学び、実用的な英語を学んでいきます。
しかし、今回の長期国際交流プログラムはそれだけではありません。
本プロジェクトでは、オンラインで交流した国に、参加校各校の代表生徒が訪問します。
今回紹介させていただいた様なオンラインでの交流を重ね、親睦を深めた後、鹿児島の生徒はオンラインを通して親睦を深めた海外校に訪問し、対面での交流を深めていきます。
この様に、長期に渡り国際交流を行い、実際に現地に行って交流を行っていくことで、より深い異文化理解と、国際的な視点を得ていくことができます。
最後に
多様な人々が共生し、東アジアの中核都市として発展を遂げる2050年の鹿児島。
これからの更なる交流を通し、多くのグローバルリーダーが誕生していくことを願っています。