【神戸大学と共同研究】~2023年を振り返る~ 事業統括セミナーを開催しました!
Hello! With The Worldです。
早いもので、今年も残すところあとわずかとなりました。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
私たちWith The Worldは、今年度約1万人の児童・生徒・学生の皆さまに国際交流プログラムを届けることができました。
オンラインや旅行と通して築いた友達の輪は、世界67カ国にまで広がりました!
熱心に国際交流に取り組んでくださる児童・生徒・学生の皆さま、
そして、プログラム実施にあたり、たくさんのご協力を頂いている先生方、いつもWith The Worldを応援してくださっている皆様のおかげです。
今年もありがとうございました。
さて、弊社では12月26日に2023事業統括セミナーを開催いたしました。
弊社では約2年間に渡り、神戸大学横川博一研究室と弊社オンライン国際交流の学習効果を検証する共同研究を実施して参りました。
その研究成果を発表する場として、開催した本セミナーには、
北は青森県、南は沖縄県まで全国から約40名の学校関係者の皆様にご参加をいただきました。
神戸大学の横川博一教授による研究成果発表、
弊社国際交流プログラムをご導入くださっている2校の学校の先生方より事例報告、
昨年度弊社プログラムに参加した中学生の皆様よりご感想を賜りました。
プログラム
①開会・ご挨拶
②講演
「学校教育における国際交流プログラムの位置づけ」
横川 博一教授(神戸大学 大学教育推進機構 教授)
③中学・高校での取り組み事例報告
「中高生でもグローバル・チェンジメーカー!~探究からアクション、そして発信へ〜」
松蔭中学校・高等学校 篠原弘樹先生(英語科・グローバルストリーム主任)
「TAKE ACTION! 世界のリアルを自分ごとに 〜英語以外の先生でもできる国際交流〜」
福島県立あさか開成高等学校 渡部真奈美先生(国際科学科長・国際部部長)
④国際交流プログラムとその先
⑤事業内容のご紹介
⑥閉会
まず開会にあたり、弊社代表五十嵐より、皆様へのお礼と弊社の目指す教育についてご挨拶がありました。
多くの子どもたちに国際交流プログラムを提供し続ける背景には、
「国際平和」の礎を築く次世代を育てる!と言うミッションがあります。
「世界中の友人の平和を願い、お互いにとって幸せな世界を築いていくこと」
弊社の提供するプログラムが、学習の一環として参加する子どもたちを成長させるだけでなく、
リアルに人々と交流をすることで、子どもたちの価値観の変容や内面の成長にも寄与していきたいと考えています。
リアルな学びの場に欠かせないもの
講演
「学校教育における国際交流プログラムの位置づけ」
横川 博一教授(神戸大学 大学教育推進機構 教授)
横川先生からは、弊社との共同研究の成果及び学校教育における国際交流の位置づけについてお話をいただきました。
変化の速い時代の中で、そして多様性が重んじられる社会の中で、
- 教育とはどうあるべきか
- どんな次世代を育てていくか
を改めて考える良い機会となりました。
机上の学習にとどまらず、リアルな経験を積むことが、これからの学校教育にはより求められるのではないでしょうか。
With The Worldのプログラムでは、バイリンガルの大学生が国際交流プログラムをサポートします。
大学生から褒めてもらった記憶が成功体験としてずっと残り続け、
これからも英語を学び続けたいというモチベーションになった、というお声もよく伺います。
このように大学生をはじめ、我々大人が生徒の成長に寄り添っていくことは、
リアルな学びの場を提供するうえで非常に重要なことだと再認識させられました。
生徒が自ら考え、行動・発信することが世界を変える!
「中高生でもグローバル・チェンジメーカー!~探究からアクション、そして発信へ〜」
松蔭中学校・高等学校 篠原弘樹先生(英語科・グローバルストリーム主任)
松蔭中学校では、年間の学校プログラムの中で、
生徒にとって刺激・ヒントを得る場としてWith The Worldのプログラムをご活用いただいています。
その学びの成果としても弊社プログラムをご活用くださり、フィリピン実地研修へのチャレンジや、2022度年世界合同プレゼンテーションでの優勝!等、
明確な「育てたい生徒像」に基づいた、さまざまな「リアルな学び」をご提供されているというお話を伺いました。
昨年度の世界合同プレゼンテーションでは、ペーパーレス化のために生徒たちが自ら学校内でアンケートを取り、
結果、紙でほしいもの・デジタルでほしいものを先生方に共有することで配布する用紙を減らすことに成功した取り組みを発表されました。
課題設定をし、自分たちにできることを見つけ実行する力・周りを巻き込む力を育むためのサポートができていることがとても嬉しいです。
国際交流の機会は、生徒・先生にとって”Take Action”の挑戦!
「TAKE ACTION! 世界のリアルを自分ごとに 〜英語以外の先生でもできる国際交流〜」
福島県立あさか開成高等学校 渡部真奈美先生(国際科学科長・国際部部長)
「どんな教科の先生でも、リアルな国際交流の機会を提供できます!」
教員にとっても国際交流は新しいActionになるという、心強いお言葉をいただきました。
同校の国際部は、国語の先生、社会の先生、家庭科の先生、音楽の先生…
様々な先生方で構成されているのだそうです。
弊社オンラインスタディーツアーで繋がったザンビアへは
家庭科の先生のご指導のもと「寄付付きクッキー」の販売で送料を準備し子供用の衣類を送るActionを実施されています。
また、地元福島の震災のことや魅力を発信する「地域への愛着を育む授業」を国際的な場で行う貴重な取り組みを紹介していただきました。
今後の活力、希望となるお話を伺うことができました。
セミナーの最後には、スペシャルゲストとして
神戸市立星陵台中学校のみなさんが登壇してくださいました!
弊社国際交流プログラムを経て参加した、第10回神戸イングリッシュフェスティバルで神戸市教育長賞を受賞したスピーチの一部を披露し、受賞の感想を述べていただきました!
昨年、台湾・インド・フィリピンと交流し、英語コミュニケーション力を向上させ、英語学習へのモチベーションを高めた生徒の皆様のその後の活躍は、弊社スタッフ一同にとっても感無量でした。
素晴らしいスピーチをありがとうございました✨
最後に
今年も、皆様と出会い、たくさんの学びを世界に届けることができました。
私たちWith The Worldは2024年を進化の年にします。
生徒・先生の皆さま、私たちと一緒に世界一面白い授業を創りましょう!
新しい自分に出会い、より明日が楽しみになる世界をつくり続けます🌎
皆さまよいお年をお迎えください!