地域×グローバル ~高校生が届ける地域の魅力~ 静岡県立伊豆中央高等学校 授業レポート
2025年9月18日、静岡県立伊豆中央高等学校にて、自分たちの地域の魅力を海外の生徒(フィリピン・インド・インドネシア・ミャンマーの4か国)と共有するオンライン国際交流が行われました。
伊豆中央高等学校は、「グローバルな視野を育む」ことをカリキュラムポリシーに掲げ、社会や地域について学び、貢献する探究活動を推進しています。こうした取り組みは、学校目標である「豊かな教養と幅広い視野を持ち、社会や地域に貢献できる人材の育成」を反映した、生きた学びとなっています。
今回の取り組みでは、事前に伊豆の地域について調べたうえで、海外の生徒に向けて発表し、意見を交換しました。
【プログラムの流れ】
| STEP | 内容 | 詳細 |
|---|---|---|
| STEP 1 | 自己紹介 | 名前やニックネームを含む自己紹介を行い、最後にメンバーにYes/Noで答えられる質問をする。 他のメンバーはジェスチャーでYesまたはNoを表現。 |
| STEP 2 | 日本生のチーム発表「地域の魅力紹介」 | 日本生が自分の地域(例:富士山)の魅力を3〜5分で紹介。発表中に海外生向けの質問を3つ含める。 |
| STEP 3 | 質疑応答 | STEP2で出した海外生向けの質問や、発表内容に関する追加質問を行う。 |
| STEP 4 | 海外生の発表「地域の魅力紹介」 | 海外生が自分の地域の魅力を紹介する。 |
| STEP 5 | 質疑応答 | 海外生の発表に対する質問やコメントを行う。 |
【地域の魅力紹介】
メインアクティビティである「地域の魅力紹介」についてご紹介します。
この活動では、自分たちの地域の良さを海外の生徒に向けて発表しました。
日本生(伊豆中央高等学校)は、静岡県や伊豆の魅力として、名所である富士山や名産物のいちご・お茶、県の位置などを紹介しました。また、日本の伝統的な食べ物をテーマにしたグループもあり、海外生からは「いちご大福を食べてみたい!」といった反応もありました。日本の魅力をしっかり伝えることができたようです。
一方、海外生の発表からは、4か国それぞれの文化や地域の特徴を学ぶことができました。
例えば、「フィリピンでは30の街と4つの市が協力して行う大きな祭りがある」ことや「インドでは人口が多すぎて他の国へ移住してしまうことがある」など、日本とは異なる課題や文化を知る貴重な機会となりました。
【生徒さんからの声】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ① プログラムの感想 |
→ 国際交流を通して新しい価値観に触れる楽しさや、挑戦する喜び・達成感 |
| ② 学びの今後の活かし方 |
→ 国際交流で得た経験を日々の英語学習や生活に生かしたい等のコメント |
| ③ 「世界平和」を築くために必要だと感じたこと |
→ 他国の文化に触れ、積極的にコミュニケーションを取ることが、相互理解につながり、世界平和を考えるきっかけになったという意見も |
【プログラムを通して得られた学び】
今回のオンライン国際交流を通じて、伊豆中央高等学校の学校目標である「豊かな教養と幅広い視野を持ち、社会や地域に貢献できる人材の育成」に直結する生きた学びを実現することが出来ました。
海外生ととの交流を通して、自分たちの地域の魅力を再発見し、異なる文化や価値観に気づくことで視野を広げるきっかけとなりました。
海外の学生とオンラインで交流することで、授業や普段の学校生活では得られない異文化理解を、実践的に学ぶことができます。こうした“場所や時間を越えて学び合える点”こそが、オンライン国際交流の大きな魅力です。
弊社With The Worldでは、各学校のカリキュラムポリシーに基づき、生徒一人ひとりが育みたい力を伸ばせるような国際交流授業の実現を目指しています。
本プログラムを通じて、生徒たちが世界とつながり、自らの可能性を広げていくきっかけとなれば幸いです。
ご興味を持っていただけた方は以下のリンクから詳細をご覧ください。
国際交流事業にご興味がある方は、ぜひ一度お問い合わせください!
お問い合わせ: https://withtheworld.co/contact/
Twitter:https://twitter.com/withtheworld
Instagram:https://instagram.com/withtheworld.official
Facebook:https://m.facebook.com






