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滋賀県立米原高等学校 オンライン国際交流レポート

1月26日、2月9日に滋賀県立米原高等学校でオンライン国際交流授業が実施されました!米原高校の1, 2年生が参加し、ミャンマー・インドネシア・フィリピン・インドの生徒たちと交流しました。

このプログラムでは、英語での探究テーマ発表やお互いの国の状況を聞くインタビューなどを通して生徒さんたちに実用的な英語表現に触れるとともに、自分から積極的に英語を話す経験、伝えようとする経験を得ていただくことで、英語コミュニケーション能力の向上を図ります。また文化の違いの存在を知り、理解し、尊重することでそれぞれの「違い」を超えたフレンドシップの育成を目指しました。

1年生と2年生でプログラム内容が異なるため、それぞれに分けてご紹介させていただきます!

1年生プログラム内容

1月29日にはミャンマーの生徒と、2月9日にはインドネシア・フィリピンの生徒と交流した1年生のプログラムは、下記の流れで実施されました。

 

①イントロダクション・流れ説明

②LA(ラーニングアシスタント)との打ち合わせ

③自己紹介

④アイスブレークゲーム「Show Me Something」

⑤インタビュー「私の国ではこうだけどあなたの国ではどうですか?」

⑥振り返り・反省

 

イントロダクションで授業の流れを説明した後、授業内でファシリテーターを務めるLA(弊社インターン生)と事前に打ち合わせをします。予め個々の目標設定をしてモチベーションを高めるのはもちろんですが、サポートが必要な時や国際交流を楽しむコツなどを共有し、生徒さんたちの不安を解消し、気負わず楽しく交流してもらうことが狙いです。

 

ここからは海外生徒も参加し、自己紹介と各自の趣味について話し、他の人から質問やコメントをもらいます。その後は仲を深めるためのアイスブレークゲーム「Show Me Something」を行いました。各グループのLAが「Show me something blue! (何か青いものを見せて!)」などとお題を出し、生徒たちが身の回りのものからお題にあったものを探すというアクティビティです。「赤いもの」「自分の国らしいと思うもの」「長く使っているもの」など、見つけたものを英語で説明する練習やそれぞれが見つけたものから文化の違いを知ることを目的として行いました。

 

インタビュー「私の国ではこうだけどあなたの国ではどうですか?」では、自分の住んでいる場所での「当たり前」は相手の国ではどうなのか、質問をして疑問を解決するというアクティビティです。日本生、海外生ともに、まず自国の状況を説明してから交流相手の国について質問をしていきます。メディアを通してだけではなかなか知ることのできない身近な疑問に対して、実際に現地に住んでいる人から回答をもらうことができる貴重な機会となりました。

 

最後に、振り返りとして生徒から難しかったこと・わかったこと等の感想やLAからのアドバイスを共有します。目標を達成できたか、良かったところや改善点などを話し合い、次の学びに繋げました。

 

2年生プログラム内容

2年生は1月26日にインドネシアの生徒と、2月9日にはインドの生徒と交流しました。当日の流れは以下の通りです。

①イントロダクション・流れ説明

②LA(ラーニングアシスタント)との打ち合わせ

③自己紹介

④アクティビティ「お題のものを描いて」

⑤探究テーマの発表

⑥振り返り・反省

 

1年生のプログラム同様、イントロダクションやLAとの打ち合わせの後、簡単な自己紹介をし、アクティビティ「お題のものを描いて」を行いました。LAがお題を出し、そのお題を生徒が絵に描いて画面越しに見せ合うというゲームです。アクティビティ内で生徒は描いた絵を説明したり、気になることがあれば生徒同士で質問をしたりして交流を深めました。「休み時間の過ごし方」「毎日使うもの」「大切なもの」など、同じお題でもそれぞれ違う絵を見ながらお互いの文化や学校生活の違いを楽しく学ぶ機会となりました。

 

探究テーマの発表では日本生・海外生ともに英語プレゼンテーションをしました。生徒たちは、社会問題等の中から自分が探究したいテーマを選び、事前に調べ学習をし、研究成果をまとめたスライドを準備して当日の授業に臨みました。発表後に質問し合う時間があり、探究テーマをより多角的な視点から捉え、理解を深めることができました。また、発表について生徒同士でフィードバックをする機会も設けており、各々が励まし合いながら今後の探究活動へ繋がる学びを得ることができたのではないかと思います。

 

育った場所や文化、言語も違う同世代の学生たちですが、切磋琢磨して一緒に学ぶことができるということ、違いを超えた友情を育むことができるということを今回の授業で生徒さんたちに感じていただけていたら幸いです。

 

学生の内にたくさんの「違う」に出会うことは、生徒さんたちの視野を広げ、選択肢を増やすことに繋がります。

 

弊社With The World は異文化交流や海外の生徒と一緒に学ぶ授業を通して、それぞれの場所で地域性と国際性をあわせ持ったグローバル人材を育成することを目指しています。地理的・経済的な制約のないオンライン国際交流授業を各学校・教育機関で企画・運営しております。これからを担う生徒さんたちに異文化交流の機会を作りたい、探究授業を形式的なものではなく学びと気づきに溢れるものにしたいという方はぜひ一度弊社までご相談ください。

 

弊社が企画した国際交流授業については下記記事もご参照ください。

With The World 『三重県教育委員会主催 オンライン国際交流レポート』

https://withtheworld.co/mie-education-board-study-tour/

 

With The World 『高山中学校×オーストラリアの国際交流レポート』

https://withtheworld.co/takayama_juniorhighschool-australia-international-exchange/

 

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