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福島県立福島あさか開成高等学校にてフィリピンオンラインスタディツアーを実施

福島県立福島あさか開成高等学校にてフィリピンオンラインスタディツアー

2022年8月にフィリピンオンラインスタディツアーを実施しました。
その様子を福島あさか開成高等学校に取り上げていただきましたので、ご紹介いたします。

 

世界の現状を知るSDGsスタディツアー~フィリピンゴミ山から見る貧困と環境問題オンラインスタディ

8月3日(水)4日(木)3年生18名、2年生2名、1年生1名が参加して、フィリピンオンラインスタディツアーを実施しました。With The World 様のご協力をいただき、フィリピンイロイロ市のゴミ問題と貧困問題について、映像ツアーと現地の若者との英語による対話交流を通じて学び、世界の問題を自分事として考えるきっかけとするスタディプログラムです。8月3日(水)~8日(月)の東京SDGsツアーを含めた4日間のスタディプログラムの一部として行われました。8月3日(水)~8日(月)の東京SDGsツアーを含めた4日間のスタディプログラムの一部として行われました。

1日目は、事前学習です。まずは、フィリピンイロイロ市の紹介動画を見ながら、フィリピンの町の様子や人の様子、交通や観光名所など、気づいたことをメモしていきます。思っていたよりも発展していてきれいな町並みに、「行ってみたい!」という声も聞こえてきます。フィリピン社会問題ゴミ山の話を聞くつもりだったので、「きれいになったってことかな?」と少しいぶかしげな様子の生徒もいます。明日の交流に向けて、気になったことを英語で表現します。交流で使える英語のフレーズも覚えます。

2日目は、いよいよ「フィリピンオンラインスタディツアー」です。5,6名のグループに分かれて、タブレットをつなぎます。昨日の大雨で電車が運休になり、自宅からの参加者もいたため、少し手間取るところもありましたが、スタッフサポートのおかげで、スムーズに進めることができました。バイリンガルスタッフとのアイスブレーキングから始まり、いよいよフィリピンメンバーとの交流です。英語で自己紹介して、「食」をテーマにした文化交流をします。「まんじゅう」「桃」「じゃがりこ」など日本のおいしい食べ物を紹介します。フィリピンの食べもの「HaloHaloハロハロ」「サテ(串焼き)」も紹介してもらい、おいしいものの話で、会話も弾み、自然と笑顔が増えていきます。

次はいよいよ「イロイロ市」のカラフナン地域にあるゴミ山について、映像とそこに住む高校生から学びます。フィリピンのゴミ処理の不衛生な実態とゴミを拾って生計を立てる(ウェストピッカー)の存在と生活の実態を知るにつれ、昨日見たきれいなイロイロ市の裏側にある影の部分に気づきはじめます。また、そのような状況を改善しようと活動するNGOLOOBの存在を知り、自分たちにもできることがあるのではないかとを考えはじめる生徒達でした。

グループごとに分かれて行うディスカッションでは、映像に登場した高校生がいるグループもあり、話が盛り上がります。英語での表現が難しい場面では、バイリンガルスタッフがサポートしてくれるので、生徒達は聞きたいことをしっかり聞くことができました。「どうしてゴミ山に住んでいるのか?」「政府の対応は?」などの質問に、「生活のためにあえてゴミ山に住んでいる」「イロイロ市の富裕層はゴミ山の存在を知らない。高い壁を作って隠している」「ゴミ山に住む人には、頭痛や下痢などの健康被害がある」などの話を聞き、ゴミ山問題が抱える貧困・政治・衛生問題について考えさせられました。

その後のスラム街を歩くバーチャルツアーでは、生活用水を井戸からポンプでくみ上げる様子や町中にある「サリサリストア」など、リアルな生活の様子を垣間見ることができました。グループごとのディスカッションでは、さまざまな質問や意見が飛び交います。自分が知らなかったことや考えたことを英語で伝える生徒達。英語の表現が難しい場面では、サポートスタッフが手伝ってくれます。最初は、遠慮しがちな生徒達も、終盤になると知りたいことをどんどん聞いていきます。カメラを自宅の外に移して、ライブ中継をしながら、飼っている家畜や自宅周辺の様子を紹介してくれる現地高校生もいて、生徒達はまるでゴミ山に行ったような感覚になりました。フェアトレード商品として紹介されたフルーツジュースのアルミパックを素材にした「アップサイクルバッグ」の説明では、「私たちも持っています!」とすぐにアピール。貧困問題解決のためのフェアトレード商品の購入が大切ということを改めて実感しました。

最後に本日の学びをフィリピンメンバーを含めて全員と共有して、オンラインプログラムが終了です。フィリピンイロイロ市の光と影の部分を知り、多くの気づきと学びを得ることができました。そして、ゴミ山に住む若者たちの、怒りや悲しみよりも、毎日を明るく強く、そして前向きに生きている姿が印象的でした。このような力強い生き方から、私たち日本人が学ぶことも多い気がします。そして、今回学んだ生徒達が、世界の現状を解決するために、自分たちができることは何か考え、これから行動に移してくれることを期待します。
すばらしい学びの場を作ってくださった、With The Worldの皆様をはじめ、NGOLOOBの皆様、関係の方々すべてに厚く御礼申し上げます。

オンライン終了後は、校内でのグループでの学びを全体で共有するための振り返りディスカッションタイムです。グループをミックスして、グループを作り、それぞれの学びを発表します。それぞれのグループでどのような話がでたか、初めて知ったことは何か、何を学んだか。グループごとに共通することもあれば、自分のグループでは出なかった内容もあり、新たな学びを得ることができました。

☆生徒の感想(一部)
・今回のオンラインツアーは本当に参加してよかったと思います。SDGsや貧困、ゴミ問題について話すだけでなく、多言語で伝えることの大事さも知ることが出来ました。私たちは国際科学科としてほかの学校ができないような学びに取り組んでいますが、これほどに貴重な体験ができるのはほんとに極わずかです。これを自分の進路に繋げて、もっと他の人とは違った視点、国際的な視点で物事を見れるような人材へと1歩ずつ進んでいきたいです。

・今回のオンラインツアーでは事前学習と比べてイメージがガラリと変わった。フィリピンの中のイロイロ市に焦点を当てたが、最初はビジネスパークなどがあり発展していて良い街だと思ったが、その裏ではさまざまな問題がありイロイロ市が二極化していると思った。その現状を自分たちが知って、交流のなかで現地の方々に質問を投げかけたが何にでも答えていただいて現地の方々のおかげでいろいろな知識を入れることができた。家庭科の授業でもジュースパックで作られたバッグを見たことがあり、前々からフィリピンについて一部のことを知っていたが今回は本格的にフィリピンについて知ることができた。さまざまな問題がある上にイロイロ市の一部の市民の生活が営まれており、その裏ではその問題を知らない人もいる。日本ではあり得ないことだけど、イロイロ市ではあり得ることになっていて、問題の大きさも増し続けるばかりで、SDGsに直結する問題だが解決されないのは、政府や行政が現実に目を背き具体的な政策を具現化しないことが少し要因となっていて、イロイロ市は2018年から2022年のASEAN Clean Tourist City Standard Awardに選出されているがそれもゴミが一つの場所に過剰に集められていて他が綺麗になっているだけで市民の中でも目の前の景色が綺麗か汚いかで分かれる。

・いじめなどのあらゆる要因にもなっているので、その元凶となっているものを素早く解決すべきと思った上にゴミの減量の努力も必要と思った。自分は、オンラインツアーのなかでゴミ山の現状についてとても印象に残った。知らされないことを自分たちに知らせてくれて良い交流となった。

・目に見える情報に囚われず、現地の人々と交流することで、現状を知ることができ、とても貴重な体験をすることが出来た!また、ゴミ山というとても大きな課題を解決するために、若者が主体となって、声を上げている姿にとても感動した。しかし、ゴミ山の問題を解決できたとしても、ゴミ山の有価物を売って生計を立てている人々の今後の生計の立て方など、まだまだ課題が残っているのだとかなり悲しくなり、私達、日本人も1つの海で繋がっているため、他人事には出来ないと改めて感じた。

 

福島あさか開成高等学校のHPはこちらから
https://asakakaisei-h.fcs.ed.jp/News%EF%BC%86Topics

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