富山の味「もつ煮込みうどん」を世界へ ~台湾の学生との国際協働授業~
本プログラムは、昭和47年創業の老舗「糸庄」様のご協力のもと、富山情報ビジネス専門学校と台湾の学生が連携して実施されました。学生たちが日頃から学んでいるマーケティング技術を駆使し、台湾の学生の視点や協力を得ることで、富山の名物「もつ煮込みうどん」を台湾で普及させるための具体的なプランを考えました。
◆老舗企業の想いを台湾に届ける
10月から12月にかけて行われた全5回の授業では、互いの地域の文化を紹介し合うだけでなく、糸庄様より「もつ煮込みうどん」に込めた魅力と想いについて直接お話を伺いました。学生たちは実際に店舗で試食を行うことで、この味を世界へ届けたいという情熱を高めていきました。また、台湾の人の嗜好やうどんの類似商品などもつ煮込みうどんを流行らせるために台湾の学生にインタビューを行いました。
これらを基に作られたマーケティング案の最終発表では、現地学生のリアルな視点を反映した非常にユニークな提案がなされました。台湾で親しまれている「屋台飯」とのコラボレーションや、現地の好みに合わせたスパイシーな味付けへのアレンジ、手に取りやすい価格設定の検討に加え、現地の飲料・製菓メーカーとの共同プロモーションなど、多角的な戦略が発表されました。

◆学生の声
・台湾生とマーケットアイデアを提案するうえで、他国のと文化を理解する力を身につけました。授業前、私は台湾についての知識が浅く、日本食である”もつ煮込みうどん”への台湾の進出への良い提案をだせる気がしませんでした。しかし、台湾生との交流を深める事によって、立地の条件や、台湾人のニーズ、現地の食の文化が”もつ煮込みうどん”に合うのではないかと発見することができました。今回の授業を通して、台湾人とのコミュニケーションだけではなく、現地の事情を知れてとても勉強になりました。
・英語で台湾生とコミュニケーションする難しさを感じました。ですが、しっかりとグループ内で自分の意見を反映させ最終発表まで結び付けられた所が良かったです。マーケティングの提案などは技行連携の際よくするのですが、それを英語にするのが難しく伝えたいことをしっかり伝えられなく英語の難しさを改めて実感しました。
・海外の現地の人と英語でコミュニケーションをとる機会は今までにあまりなかったので、よい機会になった。英語で話さないと伝わらないので自ら英語で話そうとする姿勢が少し身についたと思う。
学生のコメントでは、英語でのコミュニケーションの難しさを痛感しながらも、懸命に課題へ挑戦する真摯な姿勢が伺えました。また、台湾という異国の地で日本食を普及させるプロセスを通じて、実践的な海外マーケティングの経験を得ることが出来たというコメントもありました。
◆授業の様子は様々なメディアで掲載いただきました
最終発表会の様子は、富山テレビ、富山新聞、読売新聞、北日本新聞、北陸中日新聞など、多くのメディアで大きく取り上げていただきました。富山テレビの放送では、国際交流に先立って学生たちが「糸庄」様の商品を試食を行う様子も紹介され、地元の味を世界へ繋ごうとする熱意を地域の皆様へお届けすることができました。
掲載の詳細は以下のリンクからご覧ください。
https://withtheworld.co/online-collaborative-urayama/
◆おわりに
本授業を通じて、学生たちは台湾の生徒と英語で協力し、試行錯誤を重ねながら「もつ煮込みうどん」を現地で普及させるためのマーケティング戦略を練り上げました。この経験を通して、グローバルな視野を広げ、将来社会の第一線で活躍するための大きな糧になることを弊社スタッフ一同願っております。





