With The World staff blog #20 “私”が彩る国際交流
Hello!
明日を明るい未来に!With The Worldです。
昨日の台湾地震、朝からニュースに釘付けでした。
私たちWith The Worldにはたくさんの台湾の協定校があり、特に震源地付近の花蓮市の学校さんとは連絡が取れるまで気が気ではありませんでした…。
台湾校の先生方から、生徒も私たちも無事です。と連絡がたくさん入っております。
これまでWith The Worldプログラムを通して台湾の学校と繋がった皆様、もしご心配されていましたら、大丈夫です。ご安心くださいね。
台湾の皆様の無事と安全をWith The Worldスタッフ一同心よりお祈りしております。
日本では4月に入り、新学期が始まりました。
もうすぐ入学式やクラス発表でしょうか?
ドキドキワクワクの新生活が、皆さんにとってキラキラ明るい日々になりますように!
さて、今日の話題は「“私”が彩る国際交流」!
3月末、春休み。静岡県の中高生105名が参加した5日間の国際交流授業を実施しました。
日本を含め5カ国の中高生が参加した、充実した5日間となりました。
静岡県から参加した105名、グループは違う学校の知らない生徒で構成されました。
知らない日本生、初めての海外生に緊張の空気が張り詰めた1日目。
準備したインタビューが全く予定通りにいかず不安な表情を浮かべる生徒も多くいました。
私たちスタッフもドキドキしながら見守りましたが、「今自分ができることを最大限にやりきる!」という思いを持った参加者たち。不安を吹き飛ばすように、目の前の一つ一つのタスクと目の前の一人一人と向き合う姿が見られました。
1日目終了後、ある生徒からこんなメールを頂きました。
本日、とても楽しかったです。
こんなに笑ったのは久しぶりです。
あ〜よかった!!
私たちスタッフも、こんなに嬉しいメッセージを貰ったら、さらにやる気と元気が漲りました!!
いつもとは違う環境で、初めて会う人との交流、そんな環境の中でも自分の居場所を見つけ、思う存分楽しんでくれたことに、感激と感謝の気持ちが溢れました。
そして、2日目には、1日目のうまくいかなかった経験を生かして、お互いを繋ごうと工夫を凝らしている生徒の姿が見られるようになりました。
うまくいかないけれど、ここにいることが楽しい!
もっと楽しくお互いを知り合うにはどうしたらいいんだろう!
ポジティブな試行錯誤が静岡県の生徒、海外生からも見られ、その熱意がお互いに共鳴し、「共に学び合う」瞬間がたくさん生まれていました。
心と心が通じ合った生徒たち、3日目には飛躍的な成長を見せてくれました。
海外生とコミュニケーションを取るために、こんな工夫を考えてきました!
できないことやトラブルを解決するために、工夫していくことが楽しいです!!
なんと頼もしいのでしょうか!
How brave you are!!
国際交流の時間を受け身にとらえるのではなく、”私が”国際交流の時間をどう楽しく面白くするかを真剣に考えてくれている生徒の姿は、本当に凛々しく、1日目の不安は、もうどこか遠くに飛んでいってしまっているようでした。
プログラムが佳境に入った4日目、プログラムの内容自体もステップアップして「SDGs」に取り組みます。
3日間で培ってきたコミュニケーションストラテジーやアプローチを駆使しながら、わかりやすく自分の意見を発表すること。
3日間で培ってきた海外生との信頼関係をベースに、海外生の発表に真摯に耳を傾けること。
そして、それらの意見を受け入れ、新しい意見を生み出すことができた生徒たち。
毎日積み重ねてきたことを、大切にしてきたからこそ、新しい創造や発見が生まれたのだと思います。
5日間を終えて、生徒の自分の捉え方も大きく変化しました。
2日目までは、「これができなかった…」「あれができなかった…」と振り返りでは反省の内容が多かったのですが、最終日には「これもできたね!」「あんなこともできたよね!」と海外生とお互いを讃えあう姿が見られました。
この5日間を経て、生徒たちは「できる」を積み重ね、自分に自信を持ってくれたのではないかと思います。
自分に自信を持つ と簡単に言っても、実際は自分を認め、讃えるということは簡単なことではないと思います。
でも、今回参加してくれた生徒たちは、「自分が主体になり国際交流をより良いものにした」という自律的な経験に後押しされ、5日間という短い期間の中でも大きく成長してくれたのだと思います。
まさに「Learner Autonomy」ですよね!!
指示されることなく、自分で学びを深め、学びを彩る姿勢、本当に素敵でした!
プログラムを終えて、またまたある生徒からメールを頂きました。(一部抜粋)
この五日間、本当に素晴らしく周りに自慢したくなるくらい楽しくてカッコいい時間を過ごすことができました。
五日間やってこれたのは、アシスタントさんが優しく声をかけてくれたこと、LINEでも困ったら言ってねっと気にかけてくれたこと、そして、MCの始まるたびにワクワクして最後には早く明日になれ!と思わせてくれる明るさや優しさがあったからだと思います。もちろんグループのメンバーも私を受け入れてくれて沢山助けてもらったし、インドネシアの個性的なメンバーにも恵まれていました。
この五日間で、数えきれない成長をしたと思います。成長というよりも、自分のことをたくさん知ることができて、それを深めてより良くしていこうと思っています。
本当に素敵な機会でした。また参加したいです。
これからももっとたくさんの日本人高校生に世界を覗かせてください。
感激です。
弊社スタッフ一同、拍手喝采で大喜びしました!
「楽しくてカッコいい時間」、この言葉に込められたやりきった自信と国際交流の醍醐味、文面からヒシヒシと感じさせて頂きました。
私たちが、何か特別なことをしたわけではない、そう思っています。
国際交流の場に参加してくれた生徒一人一人が、「なりたい自分=カッコいい自分」に向き合い、そのために一つ一つの活動に「彩(いろどり)」と「創造」を添えてくれたから、そして、チームメイトとわかり合おうという「優しさ」を持ってくれていたからこそ、大成功のうちにプログラムを終えることができたのだと思っています。
静岡県の皆様、楽しくてカッコいい時間をありがとうございました!
弊社も、今回のプログラムに参加してくださった素敵なキラキラした皆様の活躍を、日本全国・世界中の先生方に自慢していきたいと思います!!
今回の経験を経て、皆様がより大きく羽ばたきご活躍されることを楽しみにしています。
4月に入り、7期目に入った弊社にとっても新たな年の始まりです。
今年度も多くの生徒の皆様に、国際交流や海外実地研修を通して、自分を見つめ、世界を覗く経験を作り出してまいります。
皆さんと一緒に、国際交流を彩り、平和で明るい世界を築く温かい心を関わるすべての方々と共有していけたらと思います。
今年度もよろしくお願いいたします!!
では、また次回!
See you soon~!