With The World staff blog #23 Take an action together!
Hello!
明日を明るい未来に!With The Worldです。
先日ソーシャルメディアサーフィンをしていたら、昆虫食が大好きな女の子の動画に出会いました。
美味しそうに昆虫食を頬張る姿を見て、私も挑戦してみようかな?と思ったり…。
弊社の世界合同プレゼンテーション大会でも、代替食として昆虫食が取り上げられることもあります。
フードロスがないことで環境に優しく、良質なタンパク源ともなる昆虫食。
今後も注目していきたいですね。
さて、今日の話題は「Take an action together!」!
今日の話題はまさに「代替食」に繋がるところ、
先日日本の高校3年生とミャンマーの高校生を繋いだ国際交流でのエピソードです。
チームごとにテーマが設定されている今回の授業、
「食糧不足/Food shortage」について取り扱っているグループがありました。
さすが高校3年生、これまで探究してきた成果をもとに、食糧不足を解決するアクションプランを発表してくれました。大豆で作ったソイミートが食糧不足解決の糸口になるのではないかという提案に、
ソイミート!!!初めて聞いた!!!
驚きの表情を浮かべ、興味津々なミャンマーの生徒たち。
◆それは日本だけの特別なものなの??
◆味はどんな味なの?肉の味がするの?
◆値段は?高い?安い?
ミャンマー生からの質問は止まりません!
日本人生徒にとっても、自身の探究テーマということで、しっかりと丁寧に答えてくれました。
ミャンマー生からも食糧不足についてアクションプランの発表がありました。
自然災害、戦争、不安定な社会情勢の時に利用ができる食料貯蔵団体を作るというもの。
何かあった時に頼れる場所を持っておくということの大切さを説明してくれました。
互いに質疑応答をし合っている中で、弊社アシスタントから質問が投げかけられます。
Do you think we can combine these ideas?
この二つのアイデアは合体させることができるかな?
なるほど!の視点です!
Yes, Yes!! I think so!!
そう意気込んで答えたミャンマー生ですが、アイデアを一つにまとめるということは簡単ではありません。
BUT…
◆ミャンマーでは野菜とお肉を一緒に食べるというのが伝統的なスタイルなので、お肉がない食事は難しいかもしれない。
◆好き嫌いがはっきりしている人が多いので、もし気に入らなかったらソイミートは受け入れられないかもしれない。
クリティカルに考える姿が見られました。確かに、文化や習慣によって、新しい何かを取り入れることの難しさは異なりますよね。
ですが、ソイミートと食料貯蔵団体という2つのアイデアを掛け合わせると考えた時、キーワードとなったのが…
ソイミートの保存期間はどのくらいなの?
↑↑こちらの問い。
1年〜2年貯蔵することができます!という日本生の回答に、ミャンマー生は目を輝かせてこう続けます!
それなら、ソイミートのソーセージはどう??ソーセージはみんな好きだから、受け入れてもらえる気がするよ!お肉の味がするならすごくいいね!貯蔵もしやすそう!!
グループ内に笑顔が溢れます。
遠く離れた国から、それぞれが考え抜いて持ち寄ったアイデアが、この活動の中で一つになる瞬間。
かけがえのない協働の時間でした!
プログラムの最後には、
会えてよかった!たくさんのことを学べてよかった!ありがとう!!
そう言ってミャンマー生たちは大満足でプログラムを終え、日本人の生徒たちも
たくさん質問してくれて、盛り上がって嬉しかった!!
満面の笑みを見せてくれました。
新しいアイデアに遭遇した時、私たちはお互いのアイデアを受け入れ理解することは、日頃から無意識的にも意識的にもやっているかと思います。
今回のように、「お互いのアイデアを一つにしたら、も〜っとよくなる!!」という議論は、これからの社会を担う若者たちにとても重要なのではないかなと感じました。
国際交流をしていると、違いに出会うことは当たり前です。
でもその違いを、「違う」とだけ捉えるのではなく、私にはない「新しいアイデア」や「強み」と考えることができたら、日常をもっと明るく、明日をもっと明るく、社会をも〜っと明るくすることができる、国籍や文化を超えたコラボレーションが実現するのではないかと感じます。
お互いに支え合い、補い合い、尊重し合う平和な文化を、弊社の授業を通して皆様と築いていけたら幸せです。
では、また次回!
See you soon~!