With The World staff blog #6 自分・日本と出会う旅
Hello!
明日を明るい未来に!With The Worldです。
先日オーストラリアの生徒と話をしていた時、
やはり「ベジマイト*」の話になりました!
「チョコレートだよ〜!」
そんな風に伝えるオーストラリアに…
「私はマーマイト*の方が好き!」と伝えると、
「ああ、知ってたのか!」と少し残念そう。
子供たちの小さなプランクは国境を越えて可愛いですね。
*ベジマイトはオーストラリアでよく食べられるイーストを発酵させたパンに塗るスプレッド。マーマイトはニュージーランドで食べられる同様のもの。筆者はニュージーランドに住んでいたため、冗談を言い合いお互い笑い合いました。
さて、今日の話題は「なぜ日本語?」について。
オーストラリアやニュージーランドと交流すると、
日本語を学んでいる生徒たちと出会うことがほとんどです。
アニメ?
映画?
ゲーム?
日本といえば、海外の若者たちには「サブカルチャー」が人気だと、みなさんイメージするのではないでしょうか?
先日の授業で、
「なんで日本語を勉強しているの?アニメの影響?」
となんとなく聞いてみると…
「いや、僕はアニメは見たことないよ。」
「ん?じゃあなんで?」
ステレオタイプを抱いていた私は、少し混乱してしまいました。
「え、じゃあ日本語を学んでいる理由は?」
「僕らはさ、歴史が好きなんだよね。ほら、モンゴルと日本のさ戦いとか。」
まさかの元寇!!が飛び出してきました!!
こんなにもコアな部分で日本に興味を持ってくれていて、嬉しい!と思ったのと同時に、
私たち自身が、日本に興味を持ってくれている海外生に、
「君は日本のこの歴史についてどう考えている?」
そう聞かれたら、しっかり答えてあげられるのかと不安になりました。
国際交流をする中で、私たちはどうしても
・海外生のこと
・海外のこと
・日本の有名どころのこと
そこに目が行きがちですが、
私たち日本人にしか語れない、またはその地域にいる人しか語れない、もっと魅力的なことを伝えてあげられるのかなと思いました。
日本といえば寿司!
そんなイメージが先行しがちですが、
一度ある農業高校と授業をした時、自分達で収穫した卵で卵かけご飯を作る実演をして、食レポをしてくれたことがありました。
自分達が育てたもの、作るものに自信を持って「うまいぞ!!」と伝える姿、かっこいい!と心から思いました。
国際交流という機会は、自分以外を知るという機会に見えがちですが、
・自分を改めて見返す機会
・日本や地元の魅力を再発見する機会
自己を見返し、日本に愛着を持つ、そんな特別な機会でもあってほしいと思っています。
日本の若者代表として、インターネットでは調べられない魅力や
社会や国語の時間などで身につける幅広い知識を、海外生に披露してくださいね!
では、また次回!
See you soon~!