金蘭会高等学校 オンライン国際交流レポート
金蘭会高等学校では、2024年7月16日、17日にミャンマー、インド、フィリピンの生徒さんとのオンライン国際交流授業が行われました。
相手国の生徒となかよくなる、盛りだくさんの交流
1日目は、アイスブレイクや自己紹介を行い、共通点探しゲームなどのアクティビティを通して緊張をほぐしました。これにより、生徒たちは英語での会話に慣れ、より早く打ち解けることができました。
その後、生徒たちが「自国のお菓子・食べ物」をテーマに、事前に準備したプレゼンテーションを行いました。質疑応答や自由な会話の時間を設けることで、生徒たちは積極的に英語を話す環境が整い、より深い交流を楽しむことができました。最初こそ、オンラインでの国際交流に戸惑う様子が見られましたが、次第に緊張が解け、終始楽しい雰囲気の中で進行しました。
2日目は、アイスブレークとして「Memory Game（記憶ゲーム）」から始まりました。このゲームでは、1人ずつ名前とテーマに関する答えを言い、次の人が前の回答者たちの答えをすべて繰り返したうえで、自分の答えを付け加える形式です。これにより、自然と英語でのやり取りが活発になり、緊張がほぐれ、チームワークも育まれました。その後、Small Talkの時間では、「自国のおすすめのもの」をテーマに、生徒たちは実物や写真を使って1分間のプレゼンテーションを行いました。
プログラムの最後には、「私の国ではこうだけど、あなたの国では？」をテーマにしたインタビューセッションが行われました。生徒たちは、事前に準備してきた2つの質問をもとに、海外の生徒にインタビューを行いましたが、その際に必ず日本の状況も伝えるよう心掛けることで、両国の違いを対比させることができました。これにより、驚きや発見が多く、異なる文化に対する理解がさらに深まったようです。インタビューは一方的な質問に終わらせず、リアクションや会話を通じて疑問を引き出し、積極的に話題を広げる姿勢が養われました。
普段の授業とは異なる環境で、異なるアクセントを持つ英語に触れることで、最初は聞き取りに苦労する場面もありましたが、さまざまな国で異なる英語が使われていることを学ぶ良い機会となりました。この体験を通じて、生徒たちは多様な英語に慣れ、異文化への理解を深めることができたのはもちろん、共通の言語を通じて他国の人々と積極的にコミュニケーションを取る姿勢も身につけることができたと思います。
最後に
国際交流授業は、生徒たちに広い視野を提供し、実践的な語学力、異文化理解、自己表現力を向上させる貴重な機会です。多様な文化や価値観に触れることで、他者への共感力や多様性を尊重する姿勢が養われ、さらにデジタルツールの活用やプレゼンテーションスキルも身につきます。こうした経験は、生徒たちの将来のグローバル社会での活躍に向けて、自信と成長を促し、キャリアの可能性を大いに広げるものです。学校が国際交流授業を導入することは、単なる授業の一環にとどまらず、未来のグローバルリーダーを育成するための第一歩となります。この体験を通じて、生徒たちは世界の広さや多様性に触れ、学びの幅を広げる貴重な成長の機会を得ることでしょう。
弊社WithThe Worldはその第一歩をお手伝いし、成長の機会を提供するために各学校でオンライン国際交流授業の企画・運営を行っております。
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