君津学園市原中央高等学校 オンラインスタディツアー
2月9. 16日に君津学園市原中央高等学校でオンラインでのフィリピンのイロイロ市のメンバーとのオンラインスタディツアーが開催されました。
授業は2日間に渡り、双方の文化交流から始まってフィリピンの社会問題についての学習や両国の学生同士でのディスカッションなどが行われました。
グローバル化が進む現代社会では、自国の問題だけではなく世界全体で問題となっている貧困問題や格差社会、環境問題などの課題に積極的に取り組む人材が求められています。今回のオンラインスタディツアーは、将来そのような社会問題の解決のために国籍関係なく協力し合い、グローバルに活躍できる人材を育成するために、高校生達が現地に住む同年代から、社会問題の現状について英語を使いながら学ぶことを目的として開催されました。
【プログラムの内容】
1日目はまず英語でお互いに自己紹介をした後、フィリピンの貧困問題について現地メンバーへのインタビューを通して学びました。フィリピンの文化を知るために現地の学生がよく通う食堂ツアーの映像をみて、その様子や普段食べている物の違いなどを共有しました。その後はフィリピンの学生に対して現地の文化や社会に関する内容のインタビューを行いました。質問の中には貧困問題の現状に関する内容も含まれ、フィリピンにある社会問題やその問題についての日本の現状も話し合いました。
2日目は、フィリピンのごみ山問題についての現状やごみ処理場付近のコミュニティについて知るためのバーチャルツアーと、その内容に関するディスカッションを行いました。映像による学習とディスカッションを通して現地の環境問題や貧困問題について学びを深めることが出来ました。
【国際NGO】
今回のオンラインスタディツアーはフィリピンの国際NGO団体との協働プログラムとなっています。参加生徒は1日目にイロイロ市の詳しい説明を国際NGO団体LOOBの方から受けました。実際に現地の社会課題の解決に携わるNGO団体のお話を聞くことで、より明確な問題点や今自分達にできることを実感し、考えることを目的としています。
【最後に】
弊社With The WorldはICTを活用して世界中のどこからでも、またどこにでもアクセスできる教育の実現と、国籍や価値観の違いを越えて社会問題の解決に対してグローバルに活躍できる人材の育成を目標としてオンライン国際交流授業の企画と運営を行っております。オンライン国際交流を通じて、ただ英語を学ぶだけでなく多様な分野について「英語で学ぶ」機会や普段触れ合うことの少ない海外の国の生徒や文化との交流の機会、多様な価値観を受容しその特徴を活かして課題解決に向かっていく能力の育成機会などを提供しております。
弊社が行っている国際交流授業の他の事例については以下をご参照ください!
徳島県教育委員会 オンライン国際交流レポート
https://withtheworld.co/tokushima-board-of-education/
岡山県倉敷青陵高等学校 オンライン国際交流レポート