(株)With The Worldによる兵庫県立大学でのオンライン国際交流が神戸新聞で掲載されました!
県立大生、海外学生と討論
留学行けず、オンライン交流
価値観の違いなど学ぶ
兵庫県立大学(西区)でこのほど、海外の学生と英語で討論する「オンライン国際交流授業」があった。新型コロナウイルスの影響で留学に行けなくなった同大の学生ら約40人が参加。
「多国籍レストランでのアルバイトリーダーの素質」をテーマに、価値観の違いや共通点を学んだ。
国際商経学部のグローバルビジネスコースに通う1年生が対象。
本来は昨年6月下旬からフィリピンに留学する予定だったが、コロナで断念。
代わりに中央区のベンチャー企業「ウィズ・ザ・ワールド」を通して、
ネパールやフィリピン、インドの大学生約30人とつなぐ授業を企画した。
6日間の日程で、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」の中でグループに分かれて実施。
さまざまな国の学生が働く多国籍レストランを舞台に設定し、互いの食文化や学校生活を共有したり、
リーダーに必要な素質について意見を出し合ったりした。
参加した山中風和さん(19)は「留学がなくなって悲しいが、国によってアルバイトへの考え方が違っていたことなど知れて面白かった」と話した。(小谷千穂さん)