岡山県倉敷青陵高等学校 オンライン国際交流レポート
12月9日に岡山県立倉敷青陵高校にてオンライン国際交流授業が行われました！倉敷青陵高校の1年生40名が参加し、フィリピン・ミャンマー・トルコ・インドネシアの生徒たちと交流しました。
このプログラムでは、生徒が事前に探究してきた内容について、海外生徒たちと発表・ディスカッションを行います。プレゼンテーションやディスカッションを通して実践的な英語力の向上はもちろんのこと、自分たちと異なる文化・生活背景を持つ学生たちとの交流で異なる価値観への理解や社会問題へのより多角的な視点の形成を目指します。
こちらは「探究的な学び支援補助金 2023」を活用した授業となっております。「探究的な学び支援補助金 2023」とは、学校等教育機関での探究学習促進や情報活用能力育成を目指して提供されている助成金事業で、弊社With The World も採択に参加しています。
補助金制度の詳しい内容についてはこちらの記事をご参照ください↓
With the world『探究的な学び支援補助金 導入校募集』https://withtheworld.co/tankyu-hojokin/
当日は以下の流れで授業を実施しました。
①イントロダクション・流れ説明
②自己紹介
③アイスブレークゲーム
④チーム発表・ディスカッション
⑤フリートーク
まず各自簡単に自己紹介をした後、仲を深める第一歩としてアイスブレークゲーム「Show me what I say」を行いました。各グループでLA（ラーニングアシスタント）が「Show me something blue! (何か青いものを見せて！)」などとお題を出し、それに当てはまるものを探すというアクティビティです。
その後は本題の課題研究の発表へ移ります。倉敷青陵生と海外生がそれぞれ、探究課題に対する自国の現状・取り組みをスライドを使い5分程度で発表しました。発表の後にはお互いにフィードバックやディスカッションをする時間があり、気になることなどを質問してさらに理解を深めることができていました。
最後にフリートークとして学校生活や趣味、将来の夢などテーマを決めて話をしてお互いのことを知り交友を深めました！
参加した生徒さんたちからは、
「実際に自分の考えなどを英語で伝える経験を経て自信がつき、英語で話すことが気楽になった。」
「日本もフィリピンもアジアのなかにある国なのは知っていたが、どこか遠いところにある自分たちとは違う文化を持った人たちだと思っていた。しかし、今回の交流を通じて自分たちとの共通点も知ることができて、とても親近感がわき、身近な存在として感じられるようになった。」
「自分の予想とは違うそれぞれの国の共通点や違う点があって面白かったので、探究の時間で日本だけでなく海外の事例についてももっと調べてみようと思った。」
「相手のプレゼンテーションを見て探究課題の捉え方が変わった」
「実際に外国の人と交流できる貴重な国際交流の機会が体験できて本当に良かったです。スタッフの方も優しく教えてくださったり話を伝えてくださったので安心して交流できました。」
との嬉しいお声をいただいております！
英語への意識の変化や国際交流への意欲、研究テーマへの新しい視点などさまざまなことを吸収できる機会になったようです。
自分とは違う国・文化で生活している人達との交流で、お互いに違いはたくさんあれど、それを超えて友好を深めることができるという自信を生徒さんに持っていただけていたら幸いです！
最後に
国際交流授業は「英語を」学習するのではなく「英語で」学習することで、生徒さんたちの実用的な英語コミュニケーション能力を育てます。そして学生の内に海外に住む同世代の学生と交流し、さまざまな価値観に触れることは生徒さんたちの視野を広げることに繋がります。
グローバル化が進み、将来日本語話者以外や異なる文化背景を持つ人々と働く機会を持つことになるかもしれない生徒たちが、際限なく大いに活躍していくために必要な力を養うことが国際交流授業の目的です。
弊社With The World はその第一歩をお手伝いすべく、各学校でオンライン国際交流授業の企画・運営を行っております。国際交流授業に少しでも魅力を感じられましたらぜひご相談ください！
弊社が企画した国際交流授業の事例として下記記事もご参照ください。
With The World 『インドオンラインスタディーツアーが開催されました！』
https://withtheworld.co/india-online-study-tour-report/
With The World 『泉南市✖︎ダバオ市！姉妹都市協定締結後、初の交流イベントを実施！』
https://withtheworld.co/sennan_davao_event/
