「海外の同世代とオンラインで学ぶ!ネット国際交流事業」毎日新聞に掲載されました
以下、掲載文
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海外の同世代と学ぶ 小中高生対象 ネット交流事業
神戸のベンチャーが企画
新型コロナウイルス感染拡大で自宅にいる小中高生らに世界の同年代と学び合ってもらおうと、神戸市中央区のソーシャル・ビジネスのベンチャー企業「ウィズ・ザ・ワールド」がインターネットを通じた交流事業を始める。五十嵐駿太さん(27)=神戸市垂水区は「海外の同年代との交流を通して、世界を知り、日本にも興味を持ってもらいたい」と話している。
ベンチャーは、大学在学中にフィリピンの教育NGOでスラム街の子供たちを支援した五十嵐さんが2018年に設立。関西学院高等部(西宮市)で、インドネシアの高校生とインターネットを通じ、両国の社会課題解決を議論する交流授業に取り組んでいる。
5月からは毎週土曜の午前11時から40分間、ベトナムやタイなどの小学生とインターネットのテレビ会議システム「Zoom」で結び、毎回、行きたい国などのテーマを設定し英語で話し合う。週2回の英会話レッスンも準備している。いずれも毎回定員は20人で。9日までは無料。以降は1回500円。
また、3日午前9時半と6日午後4時から、フィリピン・イロイロ市で貧困層を支援するNGOとネット中継で、現地のごみの山スタディーツアーを実施。ごみを拾って生活する高校生のインタビュー動画を交え、新型コロナウイルス感染拡大で同市でも実施された年封鎖(ロックダウン)の影響などを話し合う。定員は各回50人で、高校生は参加無料。
申し込み・問い合わせは同社(078・600・2294)。3日のスタディツアーは締め切ったが、6日分は4日まで申し込める。 【井上元宏さま】
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