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世界の同年代と意見交換でよりよい社会をめざす!世界合同プレゼンテーション大会 実施報告

第4回世界合同プレゼンテーション大会とは

2026年2月21日、世界合同プレゼンテーション大会が開催されました。

世界合同プレゼンテーション大会は、世界中の生徒・若者が、住んでいる国・地域に関わらず、自身の身近にある課題をテーマに、それぞれの意見を発信・交換する場を平等に提供することを目指しています。2025年度は世界15カ国の生徒が参加しました。発表だけでなく、共によりよい世界を創っていくために大切なことについて意見交換が積極的に行われました。

 

2025年度の参加国

2025年度の大会には15カ国69チームが参加しました。

バーレーン
チェコ
ガーナ
インド
インドネシア
日本
カザフスタン
ラオス
ナイジェリア
パキスタン
フィリピン
台湾
タイ
トルコ
ベトナム

※アルファベット順

世界の同年代と語り、共に生きる「世界」を考える 

本大会ではプレゼンテーション後に、世界中の同年代と、発表したテーマについて、活発な質疑応答・話し合いをする時間を大切にしています。

・鋭い質問が、新しい発見のきっかけに

「身近な問題の解決策をどのように社会に広めていけると思う?」「問題に対する確実性が今の探究の段階では低いけど、これからどのように高めていきたい?」といった、鋭い視点からの質問も多数。即座に質問に答えることはできなくても、質問をもとにテーマを深堀するきっかけになったようです。また、自身が考えた解決策を客観視したり、新しい視野の獲得にも繋がりました。

・「同じ経験」を共有し、世界・地域の課題が身近に

意見交換は、同じ経験をした世界の国々の人と出会うこともあります。本大会ではバリ島のチームが、自身の国の抱える洪水の問題と自然を守るための解決策について発表しました。その後の質疑応答、コメントの時間にフィリピンの生徒がフィリピンの洪水の問題・経験について共有し、バリ島のチームの解決策に賛同している様子が見られました。意見を交換することにとどまらず、同じ経験をした人を肯定したり、解決策の情報を共有しあうことにもつながります。

 

〇参加校のテーマ例

・生徒の自殺防止について

・教育現場における紙の使い過ぎについて

・パキスタンにおけるプラスチックによる汚染について

・ガーナにおける違法採掘について

 

優勝校紹介

2022年度から年に一度開催している世界合同プレゼンテーション。今回4回目の開催となりました。プレゼンテーションのテーマは「この5年以内にあなたが考える身の回りの問題を解決できる仕組みを考えよう」。それぞれの身の回りにある問題とそれに対する解決策について発表を行いました。2025年度優勝校のテーマと発表内容をご紹介します。

Food waste in Barain -Arabian pearl gulf school(バーレーン)

バーレーンで深刻な食品ロスの問題が、なぜ起こりどのような影響があるか説明したうえで、食品ロスに対する解決策として、食品ロス啓発キャンペーンや、食品ロスに関する教育をカリキュラムに組み込むことなどを包括的に提案しました。さらに、解決策が成功だったかを測定する方法まで検討し、発表していました。

みんなで考え、ポスターを創りあげる わたしたちのにとっての「平和」

4カ国の小学生・中学生・高校生が集まり、平和について考えポスター制作に取り組むアクティビティを行いました。

テーマは「みんなで平和な世界を考えよう。What does “a peaceful world” mean to you?」

「平和ってどういうイメージ?どういう状態?」といったことを話し合いました。

「戦争をしない。そのためにコミュニケーションをとる必要がある」「リスペクトや親切心を持つこと」など、それぞれが持つ平和な世界の状態のイメージについて意見を出し合いました。その後は、平和のイメージをポスターに具現化していきます。鳩や虹のイラストを入れてみるなど、平和を表現する方法を試行錯誤しているのが印象的でした。言語の違いを超えて、「平和」という概念やイメージを共有するだけでなく、平和のためにとるべき行動、自分にできることを考えて発言している様子も見られました。私たちひとりひとりの手で平和の実現をするという意識の向上がうかがえる時間となりました。

生徒の感想

I gave this evaluation because the discussion helped me think more deeply about peace in my own environment. By listening to different opinions, I realized that peace is not only about the world, but also about how we treat people around us. It made me reflect on my attitude and actions in daily life.この議論を通して、私自身の環境における平和についてより深く考えることができたため、この評価をさせていただきました。様々な意見を聞くことで、平和とは世界の平和だけでなく、周りの人々との接し方にも関わるものだということを実感しました。日々の生活における自分の態度や行動を振り返るきっかけにもなりました。

However, when discussing peace in a global context, it required more critical thinking. We needed to understand different perspectives and real-world problems, so it was not completely simple.地球規模の文脈で平和について議論する際には、より批判的な思考が求められました。異なる視点や現実世界の問題を理解する必要があったため、決して簡単なことではありませんでした。

 

「平和」を希求する人の育成を目指す

この大会は、世界中の同年代との交流を通じて、同じ地球に暮らす仲間として「平和」な世界を作る素地を養うことを目的の一つに設定しています。また、世界中の生徒に対して平等に参加できる機会が与えられており、どんなバックグラウンドをもつ生徒でも、無料で参加可能な点も本大会の特徴です。この取り組みにご賛同いただいた国連開発計画、国連ユニタール協会より後援を賜り本大会を開催しています。

 

今年度参加していただいた生徒からの声

・We learned that there are different perspectives and different interpretations of the same topic. It was overall an absolute pleasure to be here. I got to interact with students my age from around the world and got to here their take about problems. 

同じテーマでも、人によって異なる視点や解釈があることを学びました。この大会に来られて本当に嬉しかったです。世界中から集まった同年代の学生たちと交流し、彼らが抱える問題についての考えを聞くことができました。(日本)

 

・I appreciate this event gave me a chance to learned how to present and I absorb experiences from other competitors.

このイベントを通してプレゼンテーションの方法を学ぶ機会を得られたこと、そして他の参加者から多くの経験を吸収できたことに感謝しています。(台湾)

 

・That in this world is very small even certain individuals or groups always think that they alone in this world, they even didn’t know that there others that had the same life, problems, and moments. So seeing this new people all around the country though me that we not alone, there someone who played the same pov of us, had the same way or will of life. It been honor to attending this event.

この世界はとても狭く、個人やグループによって、自分たちは孤独だと考える人が少なくありません。同じような人生、悩み、瞬間を経験している人が他にもいることに気づいていないのです。だからこそ、全国各地で新しい人々と出会うことで、私たちは孤独ではない、私たちと同じ視点を持ち、同じ生き方や意志を持っている人がいるのだと気づかされました。このイベントに参加できたことを光栄に思います。(インドネシア)

 

・Interacting with students from different countries was a very meaningful experience. I realized that even if we have different cultures and perspectives, we share similar goals — such as improving our communities and making the world better. This helped me understand the importance of global cooperation and open-mindedness.

Overall, this experience taught me that change does not always start with something big. It starts with small, realistic actions — such as improving communication, reducing paper waste, and thinking carefully about how systems like emergency response can become more efficient. I feel that I have grown not only in skills, but also in confidence and global awareness.

様々な国の学生たちと交流できたことは、非常に有意義な経験でした。文化や考え方が違っても、地域社会の改善やより良い世界づくりといった共通の目標を持っていることに気づき、国際協力と寛容さの重要性を改めて認識しました。

この経験は、変化は必ずしも大きなことから始まるわけではないことを私に教えてくれました。コミュニケーションの改善、紙の無駄の削減、緊急対応システムなどの効率化についてじっくり考えるといった、小さく現実的な行動から始まるのです。スキルだけでなく、自信やグローバルな意識も大きく成長できたと感じています。(インド)

 

With The Worldの夢

With The Worldでは、「明日を明るい未来に~Make Tomorrow Brighter~」をビジョンとして掲げています。

明るい未来、平和で持続可能な世界の実現において、世界中の若者が手をとりあって協力していくことが必要不可欠です。私たちは世界合同プレゼンテーションを通じて、バックグラウンドに関わらず、世界の同年代が繋がり、想いや考えを共有する場所を届け、自らの手で未来を切り拓くという実感をもつ生徒を増やしていきたいと考えます。本大会を機に、大人から子どもまで、世界の問題について再考し、解決策をアクションに移すことができる、グローバルリーダーが増えていくことを望みます。そのために私たちWith The Worldは、こういった輪を広げ、若者が情報を発信、共有できる場を提供できるよう奮闘して参ります。「世界の果てまで教育を届け続ける」With The Worldで在り続けます。

 

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