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情報誌「兵庫県 JUMP」掲載 2022年5月号 ひょうご活性化センター「明日へ飛躍する企業をサポート」

兵庫県 ひょうご活性化センターが運営する 情報誌「JUMP」にWith The Worldが掲載されました。

 

下記、抜粋

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海外と国内の学校をオンラインで結び 社会課題の解決を目指す授業を提供

〇60カ国350校とネットワーク構築
同社は世界60カ国の350校と国内76の小・中・高校 をオンラインで結び、児童・生徒が互いの国や地域の社会課題について議論する授業を提供しています。
昨年の 県立洲本実業高校とインドネシア・バリ島の職業訓練校 との授業では、バリ島にはごみを拾う文化がないことを 知った洲本実業の生徒から、ごみ箱に入れるたびにおみくじが引けるアイデアが提案されたそうです。

五十嵐駿太社長は学生時代、フィリピンの都市部に暮らす子どもたちと接した時、彼らがすぐ近くにあるスラム街ができた経緯を知らないことにショックを受け、 「子どもたちが地域の課題に関心を持ち、解決に向けた 行動を起こすようにするにはどうしたらよいか」を考えるきっかけになりました。

卒業後は大手人材派遣会社に入社。現在の事業につながる事業計画を練り上げ、アジ ア各国で授業を取り入れてくれる学校の開拓を進めましたが、新規事業としては認められなかったため退社。 2018年4月に起業しました。

初年度は関西学院高等部に国際交流プログラムの授業 として採用され、生徒からは「英語を学ぶモチベーションにもなる」と高い評価が得られました。しかし、用意していた資金が底を突き、事業の継続が危ぶまれる事態に。

そこへ追い風が吹きます。全国の児童・生徒に1人1 台のタブレット端末を貸与する文部科学省の「GIGAスクール構想」です。
コロナ禍により、海外の学校との交流の機会を失った国内の学校がサービスに関心を寄せるようになりました。

 

〇支援を活用し実証研究を依頼
授業は相手国のことを調べる事前学習の後、議論をするグループごとに英語を話せる学生アシスタントが加わり、進行をサポートします。
「教員の負担を減らすために 児童・生徒へのアンケートから分析レポートを出し、成 績評価や指導の支援も行っています」。

授業を受けた生徒からの「海外の社会や文化を学びたくなり、留学する ことを決めた」といった声が五十嵐社長のモチベーショ ンになっているそうです。

「各国に友達ができることが平和につながる。100カ国1,000校を開拓し、プログラ ムをさらに広げていきたい」と意気込みます。

「ポストコロナ・スタートアップ支援事業」を活用し て、海外の受け入れ窓口を増やすための学校開拓に注力したほか、第2外国語同士によるオンライン授業が実際に英語の上達やコミュニケーションスキルの向上につながることを実証する研究を神戸大学に委託。「対面でなくオンラインでも英語が上達する根拠を示しながら、授業の魅力をアピールしていきたい」と話します。

 

株式会社 With The World
神戸市中央区浪花町56 起業プラザひょうご内
T 078-600-2294 H https://withtheworld.co
●代表取締役社長/五十嵐駿太 ●事業内容/オンライン授業による国際交流プログラムの提供

こちらは兵庫県庁、兵庫県各市町、商工会議所、商工会等に設置されており、
下記URLからもダウンロード可能です。
https://web.hyogo-iic.ne.jp/johoteikyo/jump

・神戸大学との協働研究の内容はこちらから
https://withtheworld.co/prtimes-20211129/

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