交流国紹介!〜インドネシア生徒のリアル〜
私たちWith The Worldは、これまでフィリピンやベトナム、オーストラリア、インドなど、世界67カ国、500校の現地学校と提携し国際交流授業を行ってきました!
引用:岡山県倉敷青陵高等学校の授業(https://withtheworld.co/kurashiki-seiryou-high-school/)より
とはいえ、いざ国際交流を行うとなると、相手国の様子や現地生徒の生活がいまいち分からず、楽しみと同時に不安に思う方も多いのではないでしょうか?
そんな疑問にお答えして、今回はインドネシア についてご紹介いたします!
インドネシアの基本情報
インドネシアは東南アジアに位置しており、13,000もの島からなる世界でも有数の島嶼(とうしょ)国家です。
人口は約2.7億人と世界4位を誇り、平均年齢は29.9歳(2023年時点)と若者が非常に多く、勢いのある国と言えます。
約300もの民族からなる多民族国家で、公用語のインドネシア語をはじめ、ジャワ語やスンダ語、マドゥラ語など各地域の言語が話されています。
また、小学校から英語の授業があり不自由なく話せる人が多く、交流授業の際にも英語で交流を行っております!
インドネシアの学校生活・文化
ここからは、私たちがこれまで交流授業を実施してきた中で実際に目にしてきた、インドネシアの学生のリアルについてご紹介していきます!
インドネシアの学校は2学期制が多く、第1学期は日本と違い7月から始まります。
授業時間も日本とは異なり、平日月曜日から金曜日までは、朝7時頃から現地時間の14時〜15時半頃まで授業を受けています。
毎週月曜日の朝にはインドネシアの伝統行事である「フラッグ・セレモニー」が行われ、愛国心の強さが感じられます。
授業では、日本と同じく数学や科学、言語などの主要科目が学ばれていますが、多言語・他民族国家インドネシアでは、公用語であるインドネシア語や英語はもちろん、地域独自の言葉や方言も含めた現地の言葉、そして日本語をはじめとするその他の外国語についても授業で扱われています!
また、放課後の課外活動、日本で言う部活動に近いものも盛んに行われており、バスケットボールやフットサルなどのスポーツ系のクラブ、伝統舞踊に科学技術クラブなど、幅広い分野から自分の興味関心にあったものを選択できます!
8月17日の独立記念日など国の記念日は学校でも祝われ、生徒の多様性に応じて宗教行事や祝典も企画されます。
さらに、学校独自の芸術・文化展やスポーツ大会、科学・イノベーションフェアなども行われ、多様な側面で生徒が日頃の成果を発揮することのできる機会が多く設けられています。
また「地球の日」、「国際女性の日」などの国際デーも学校行事として取り上げられることもあり、国際問題への関心が高い生徒も多いです。
休み時間の生徒たち
まとめ
いかがでしたでしょうか?
インドネシアの学校生活・文化には日本のものと違う点も多くあり、交流授業でも双方の生徒が興味津々でお互いの国の文化を伝え合う様子がよく見られます。
インドネシアの学生のリアルについて、少しでも具体的なイメージをお伝えできていましたら幸いです!
こちらの記事では、インドネシアの教授がご講演されたオンライン交流授業についてご紹介しております。
合わせてぜひご覧ください!
徳島県教育委員会 オンライン国際交流レポート
→https://withtheworld.co/tokushima-board-of-education/
参考:外務省『世界の学校を見てみよう インドネシア共和国』, https://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/kuni/indonesia_2014.html