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英語×社会課題 和光国際高校フィリピン研修

・世界の社会課題を自分の目で見て学ぶ!和光国際高校フィリピンの衛生処理場を見学

2025年7月21日から26日に和光国際高校にて、現地の社会課題を現地の人々と共に理解を深め、協働して解決策を考えていく海外研修が行われました。

和光国際高校では、「Read, See, Think」を標語として掲げ、自分の目で見て学び、主体的に考えるという教育を大切にしています。

本研修では、事前研修でフィリピンの社会課題について理解を深め、探究するテーマを決めた上で、実際に社会問題について自分の目で見て学び、現地が抱える問題に対する解決策を考えていきました。

 

・プログラムの大まかな流れ

Step1

事前研修

渡航前に、イロイロ市の現状について学習し、社会課題について理解を深めます。生徒一人ひとりが探究するテーマを明確にしていきます。
Step2

海外研修

NGO LOOBの協力のもと、現地の衛生処理場や、コミュニティを訪問。フィールドワークでは、現地の若者(Brother and Sisters)とチームを組み、課題に取り組みます。
社会課題に対して協働で解決策を模索する中で、生徒たちは「ともに考え、動く」力を育みます。
Step3

事後学習

現地での学びを振り返り、社会課題に対する解決策をグループで発表します。

・【事前研修】テーマを決め、現地での学びを深める 

本プログラムでは、フィリピン渡航前に2日間事前研修が行われ、研修の目的や学びたいことを明確にしました。1日目には、”1.教育/貧困 2.環境/経済活動 3.歴史/平和 4.ジェンダー”の4つのテーマの中から、興味のあるテーマに関するフィリピンのビデオ講義を鑑賞し、フィリピンの社会問題について学んでいきました。2日目は、フィリピンの生徒とオンラインで繋がり、1日目に学んだ社会問題について、お互いの国にはどの様な問題があるのかを話し合っていきました。また、ディスカッションを通して深めた学びをもとに、現地研修でもっと深めたいことを考え、発表を行いました。この様に、事前研修では現地研修での学びのテーマを設定し、現地での学びをより実りあるものにすることを目的としています。

 

 

・【現地研修】自分の目で見て、感じ、考えていく

フィリピン研修では、NGO LOOB の協力のもと行われ、現地の方にインタビューをするといった貴重な体験ができました。初日では、フィリピン海洋博物館を訪問し、積極的に英語を用いて、博物館の方に質問をしている生徒の様子が見られました。2日目は、フィリピンの廃棄物管理の現状を学んだのち、フィリピンにある衛生処理施設を見学し、現地のガイドの方にインタビューを行いました。また、フェアトレード製品の制作にも挑戦したりと、フィリピンのゴミ問題や環境問題についての理解を深めていきました。最終日には、事前研修や現地研修で学んだことを活かし、本研修で学んだことや、これから行なっていくことを発表する最終プレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションの中では、ゴミを使ってエネルギーを作るという解決策や、学校でフェアトレードを販売し、そのお金を寄付するといった、様々な解決策が生徒たちから出てきました。

 

・研修費 の一部がNGOの活動費に

本プログラムでは、生徒達の研修費の一部が、現地NGO団体に寄付されます。寄付された研修費は、貧困に苦しむ子供達の生活・教育支援や学校建設の費用等に充てられます。この様に、ただ学びを得るだけでなく、当事者として解決策に携わっていきます。

・With The Worldの海外研修プログラム

弊社With The Worldでは、英語を使って世界の社会問題を学び、向き合っていくプログラムを提供し、これからの時代に求められるグローバルリーダーを育成していきます。今回ご紹介させていただいた海外研修プログラムでは、ただ海外に行き英語を学ぶのではなく、英語をツールに歴史や環境、教育、ジェンダーといった社会問題に対して理解を深めていくことで、従来の学力の枠に収まらない学びの機会を提供しています。また、事前研修や事後研修を行うことで、行って終わりではなく、目的を持って現地研修に挑み、実際に社会問題の解決に向けて行動することができる人材を育成しています。

↓海外研修の詳しい詳細はこちらから!↓

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