With The World staff blog #1 小さなガッツポーズ
Hello!
明日を明るい未来に!With The Worldです。
暑かった今年の夏もいよいよ終わり?と思いきや、
11月に入ってもなお、薄着をしていられる気温。
With The Worldで九州の学校と授業を実施すると、
まだまだ夏の制服を着ている子供たちが多いですね。
北日本では山頂は雪景色の中、
南北に長い日本では、授業をしていると、それ故の特有な気候の多様さや文化の多様さに驚かされることもしばしばです。
さて、今日の話題は「小さなガッツポーズ」。
多くの中高生にとって、「英語で話すこと」というのは勇気がいることだと思います。
ましてや、日本語で話すことも緊張する生徒にとって、「言語が違う」ということは大きな壁。
私たちのプログラムでは、多くの生徒が「壁」を乗り越える姿に出会うことがあります。
時折、学校を訪問し現地でサポートをさせていただくことがあるのですが、
とても緊張した様子の生徒に出会ったことがありました。
これから何が始まるのかと緊張している生徒のドキドキ感に、
私たち自身もドキドキしてしまうほどでした。
「今日は英語でプレゼンテーションをすることが目標!」
プログラムの目標は、私たち大人でも緊張してしまうかもしれません。
ソワソワ
ドキドキ
そんな様子が見えて、「大丈夫かな?」、思わず声をかけそうになった時、その生徒の発表が始まりました。
- しっかり用意した原稿を片手に、着実に、一つ一つ読み上げていく姿
- その姿を見守り、真剣に耳を傾ける、隣に座るチームメート
- オンライン上で、笑顔で発表を聞く海外の生徒
生徒の発表を聞く、周りのみんなの暖かさと優しさが、
緊張していた生徒の後押しとなり、無事発表を終えることができました!!
発表が終わった後の海外生からの、大きな拍手!!!
机の下で、小さなガッツポーズをした生徒の姿に、
思わず「よくがんばったね!!よくやった!!」と大声を上げたくなるのをグッと堪えました。
オンライン国際交流に参加する一人一人の生徒に、
それぞれの目標やバックグラウンドがあり、
目指すものも違えば、勇気をふりしぼる場面も違うでしょう。
それでも、オンライン国際交流という学校生活とは違う「非日常」の中で、
生徒が自分自身で、自分のペースで成長し、
「新しい自分」を発見することは、
「自分自身を越える」
「自分が思っていた自分という当たり前を覆す」
生徒にとって、そして彼らの将来にとって、大きな一歩前進の機会になっているのだと確信しています。
そう考えると、これまで多くの生徒の新たな1歩に立ち会えていることは
本当に幸せなことだなと、あたらめて感じるのでした。
では、また次回!
See you soon~!