読売新聞「コロナ禍でも国際交流」守山高校とバングラデシュの高校生によるオンライン交流
コロナ禍でも国際交流
守山高 ズームでバングラデシュと
県立守山高校(守山市)で22日、ビデオ会議システム「ZOOM(ズーム)」を使って海外の高校生と交流する国際交流授業体験会が開かれ、守山高校の生徒とバングラデシュの高校生約30人が参加した。
国際オンライン授業を行う企業「ウィズ・ザ・ワールド」(神戸市)の事業で、コロナ禍でも海外との交流を続けてもらおうと、県教委がオンラインでの国際交流実証実験の一環として実施した。
この日、守山高校の生徒が「ろくろ首」など日本に伝わる妖怪を紹介すると、バングラデシュの生徒が「どこで見られるか、どの季節に見に行くのがいいか」と質問。守山高校の生徒は「博物館で絵などを見ることができる。怖い話なので夏に見るのがお勧め」などと答えていた。
参加した3年山田智嗣さん(17)は「外国人とコミュニケーションができて楽しかった」と笑顔。杉原真也校長は「コロナ禍で海外研修や留学ができない状況なので、こうした体験会があるのはありがたい」と話した。
同様のオンラインによる交流は今年度、県内では膳所や彦根東など他の県立5校でも実施される予定。