2021年11月(株)With The Worldが手掛ける「オンライン国際授業」を鎌倉朝日新聞社様に掲載いただきました。
フィリピンと国際交流
鎌倉学園中3生がオンラインで
鎌倉学園の中学3年生が、フィリピンのスラム街に住む同世代の少年と交流し、SDGsなどについて話し合うオンラインスタディーツアーが行われた。
ツアーは10月30日と11月6日に行われ、3年生172人が2回に分かれて参加。大半が自宅参加だったが、登校した数人の生徒は担任の飯塚直輝教諭と各々パソコンを開いて通信した。
この企画は、英語の授業でフィリピンのゴミ山のことを学習することに関連して、オンライン国際交流プログラムを提供するWith The World(神戸市、代表取締役・五十嵐駿太さん)の協力で実現した。ツアー中の会話は英語で行われ、生徒たちはネイティブスピーカーの司会者の進行で、英語で自己紹介をした。
日本文化の紹介で、「福笑い」を説明しながら実演した園口希海くんたち5人グループは、自分たちの意向がうまく伝えられず、段取り不足だったと残念がった。
紙飛行機を紹介した木嶋浩平くんは「はじめは上手く話せなかったが、だんだんとコミュニケーションがとれるようになって、飛行機が飛ぶと喜んでくれてうれしかった」と手ごたえをつかんだ。
現地の高校生の生活の話を聞いたり、イロイロ市やゴミ山の実態やスラム街などの映像を見たりして町の様子を学んだ。
飯塚教諭は「今回英語がうまく話せなかったという経験も大切。次に頑張ろうという気持ちにつながれば」と話していた。