フィリピン研修!ー新渡戸文化中学校・高等学校ー
新渡戸文化中学校・高等学校では、8月16日から23日にかけて、フィリピン研修が行われました!
フィリピン研修は現地での学びを最大化するために、
事前研修→研修→事後研修
という流れで行われます。
フィリピン研修は3つの目標を元に行われます。
- 英語力を育むこと
- 異文化を学ぶ上で「柔軟性」「問題解決力」「チャレンジ精神」などのスキルを養う
- フィリピンの歴史や背景、社会問題を学ぶだけでなく、日本社会を異なる視点で捉え、自分たちの日々の生活や学びつい新たな気づきを得る
事前研修で現地の学びを最大化!
DAY 1 (日本学生だけが参加)
1日目は、自己成長&日本とフィリピンについて知ることを目的に行われました。
流れは以下のようになります。
①自分説明書作成
研修前の自分について説明書を作成し、研修の目標を整理します。
②p4cセッション:「成長とは」
研修の目的を明確にするアクティビティの一つとして「個人として成長したいこと、皆が成長できるようにするために」をテーマとして、生徒が輪になり話しあいます
*p4c: philosophy for children (子どもの哲学)の略で、自分の思考を深めることを目的として行われます。
③グローバルリーダーについての講義
④フィリピンについて知ろう:イロイロ市の動画&フィリピンの生活文化についての動画
⑤日本について調べよう!
教育、環境/経済活動、歴史/平和、伝承文化/衣食住、ジェンダーの中から自分の興味のあるものを選び日本の現状を調べます!
⑥振り返りとテーマ設定
フィリピンの現状&日本についての情報を元に、興味をもったことを話し合い、Day 2でフィリピンメンバーと話あう内容を決め、英文を考えます。
DAY 2 (日本学生+フィリピン学生)
2日目は、フィリピンの生徒とのディスカッションをした上で、実地研修で深めたいテーマ・問いを立てることを目的に行われました。
①アイスブレーク
②自己紹介とインタビュー
③日本の現状についてディスカッション
日本の生徒がDay 1 で準備したものをフィリピンの生徒に共有して、フィリピンの生徒から気になったことを質問します。
④個人のまとめ
ディスカッションで話した内容をもとに、実地研修で「より深く知りたいこと」を設定します。
⑤発表
各グループの問いを発表します。
フィリピン現地研修!
フィリピン研修は、8月16日から23日と約1週間かけて、行われました。
レクチャー、フィールドワークを通して自分たちの設定したテーマに加え、フィリピンについて、環境問題8SDGs11&12)、ジェンダーと教育(SDGs4&5)について学ぶ機会となりました。
【訪問先の例】
フィリピン海洋博物館
戦争歴史博物館、ハロ大聖堂
ゴミ問題レクチャー&ワークショップ
衛星埋立場(ごみ山)訪問&NGOへのフェアトレード製品作り
高校へ授業参観
英語でプレゼン (チームの問いに対して、それを実現するプロジェクトを発表)
帰国後学生たちから「ゴミ山を単になくすだけではダメ」などとコメントをいただきました、フィールドワークをしたからこそ見えてきた問題点を学べる研修になっていたら幸いです。
こちらから新渡戸中学校・高校様の記事をご覧ください!
最後に
帰国後の事後研修では、自己内省や対話を通して、自分自身について理解を深め、これからの自分のあり方について考える機会を設けます。
このようにオンラインとオフラインの利点を組み合わせたハイブリッド研修は、生徒が特定のテーマや国について深く学ぶのに最適な方法です!事前に、現地生徒と交流しつつ、探究テーマ&学びたいことを明確にすることで、現地での学びを最大化できます。また現地では、動画や話しただけではわからないことに気づけるフィールドワークとなり新しい視点との出会いになります。
上記のハイブリッド授業は、弊社With The Worldが主催・企画しております。事前研修から事後研修まで、全てサポート致します。カリキュラムに合わせて、PBL型授業や異文化交流などニーズに合わせて授業内容の調整も致します!
こちらからプログラムの詳細もご覧いただけます。興味のある方はお気軽にお問合せください!