東京兵庫県人会が運営する会報誌『ふるさと ひょうご』に、「ひょうご若手起業家の挑戦」と題して
弊社代表 五十嵐へのインタビュー記事が掲載されました！

以下、掲載記事の一部をご紹介いたします。

 インタビュー記事の紹介

１．オンライン国際交流授業の進め方

　生徒数人で１台のパソコンを囲み、みんなで共感しながら楽しめる環境を作っています。また、英語での表現が難しい生徒のために、トレーニングを積んだ大学生アシスタントが言語サポートや交流のナビゲーションに入ります。アシスタントは生徒の成長を促す導き方など、教育的観点に基づいた支援ができるよう研修を受けています。

２．起業に至った原体験

　海外でこども達に教育を提供する日本人がテレビで紹介されていて、その人に会いに行こうと思ったのが始まりです。大学でテニス部に所属していたことからFacebookでラケットを集め、テニスのコーチボランティアとして海外のスラム街を回っていました。

　フィリピン、カンボジア、タイの孤児院を訪れ、ついに日本への帰国を迎えた最終日、こども達の言葉に衝撃を受けました。別れ際に彼らは涙を浮かべながら「駿太の夢が叶いますように」と、純粋な心で自分のことよりも相手のことを真摯に祈ってくれたんです。この時に「こういうこども達のために、自分の人生を全うしたい」と思い、それが自分の原体験となりました。就職後もその時の映像が頭から離れず、「やっぱりこの道で人生を全うしていこう」と決意し、３年後に起業しました。

３．起業支援と同じ志を抱く人々との出会い

　ひとりで起業したので舵切りに苦戦していましたが、神戸市や兵庫県主催のビジネスコンテストを通じて、多くの支援者やメンターに知り合えてよかったです。メンターと出会い、そこからまた紹介していただいたりして、人とのご縁に恵まれました。

　また、「起業プラザひょうご」への入居もとても支えになりました。同じ志を抱いた人がたくさん入居していて、すごく熱量がありました。違う業種の人たちだけど、ひとりで起業した自分に安心感を与えてくれたと思います。

４．今後の展開

　今年５月に会社として旅行業第３種を登録し、本格的に海外交流事業を進められるようになりました。これからは、ＩＣＴを活用した国際交流プログラム、さらには海を渡って実際に交流相手に会いに行くところまで提供したいです。そして、何かプラットホームを築いて、授業での交流後も繋がっていけるような環境を作っていきたいと思っています。長く継続して友好関係が育めるように、リアルな交流もインターネット上での交流もより一層拡大させていきます。

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