With The World staff blog #25 写真では見えない”あたりまえ”
Hello!
明日を明るい未来に!With The Worldです。
ゴールデンウィークも明け、弊社でもたくさんの旅行説明会が予定されています!
◆夏休みの期間に海外に行ける!
◆夏休み中に海外で学べる!
数年前はパンデミックによる制約で叶わなかったリアルな学びのお手伝いができていること、とても嬉しく思っています。
さて、今日の話題は「写真では見えない”あたりまえ”」!
先日、ある関西の高校でフィリピン渡航前説明会を実施しました。
弊社で1番人気のフィリピンイロイロ市を訪問するツアーの参加を検討している生徒に向けた説明会。
実際に昨年参加した先輩方が後輩に向けてスピーチをする場面がありました。
(実際のツアー参加者本人の感想をベースに執筆しています。)
参加当時は高校3年生だったAさん。
「学校の勉強以外でも、何か一つ強みを持っていた方がいいのかな〜」
「友達と一緒に行けるから楽しそう!」
イロイロ市を訪れる前は、彼の言葉を借りると「ノリ」で参加してみようかなという思いもあったようです。
「ノリ」という言葉、素敵だなと思いました。
大人になると、仕事や家庭、さまざまな事情が頭の中をぐるぐる巡って、なかなか思い立ったら即行動が難しくなっている毎日。
若いからこそできる勢いのある選択がとっても素敵だと思うと共に、ちょっと羨ましくもありました。
実際にイロイロ市を訪れてみると、イロイロ市に降り立った最初の一歩から最後まで驚きの連続だったそうです!
「教科書の写真1枚ではわからない、本当の姿とあたりまえに出会うことができた」
Aさんは、こう伝えてくれました。
現地研修で訪れるゴミ山の写真。
たくさんのゴミが積み重ねられている様子は、写真でもみることができます。
でもそこで経験した、
胃から込み上げてくるような、強烈な臭い
その中でマスクなしで生活する子供たちの姿
写真ではわからない日常を身体中で感じた経験だったのだと思います。
鼻で吸い込んだという表現ではなく、「胃から込み上げるような」臭いというのが、その衝撃の大きさを物語っているような気がします。
ですが、その後、コミュニティ支援をしている人々と関わり、地域の問題を解決しようと活動されている方々と出会い、「自分にできること」を考えたそうです。
問題を問題のままにしておかない、解決へ向けて尽力する方々との出会い、そして前向きなコミュニティのあり方は、Aさんにとって、また新たな刺激であったのだと思います!
そのコミュニティに訪問するとたくさんの子どもたちとも出会います。
「スマホやゲームのような遊びではないけれど、一緒におにごっごをしてニコニコ喜んでくれる子どもたち、めっちゃかわいかった!!」
誰かを楽しませようと思うと、何を準備しよう、何で遊ぼう、手段を考えがちかもしれません。
でも喜ぶ・楽しむという湧き上がる感情は、その場を一緒に共有するからこそ!ということもあるのではないかなと思います。
英語がまだ話せず言葉が通じない幼い子どもたちと、ジェスチャーを駆使してコミュニケーションをとりながら、一緒に汗をかいて走り回る…。
笑顔と喜びが紡ぐ、とっても素敵なフレンドシップがそこに生まれていたのではないかと思います。
考えすぎなくてもいい、そこにいる人を笑顔にするために自分にできることを精一杯する。
言葉が通じない、文化が違う人たちと繋がることは、もっとシンプルに考えられるのかもしれないと改めて考えさせられました。
渡航前は「ノリ」と考えていたかもしれませんが、
イロイロ市を訪れた1週間でAさんの考え方は大きく変わったそうです。
「この研修が、自分にできることは何かと考え、行動を起こすきっかけとなりました。学生企業をすることにも繋がっています。行って後悔はない!」
「教科書の写真1枚ではわからないことがたくさんある。自分が今置かれているあたりまえは、あたりまえでないことに気がつく重要性を感じてほしい。自分ももっと世界を見る必要がある。」
こう、スピーチを締め括ってくださったAさん。
後輩たちの胸にも熱く響いたと思います!!
Aさんの新しい1歩を突き動かすお手伝いができたのであれば、弊社一同とても嬉しいです!
これから益々のご活躍を応援しています!!
「やってみようかな!」という「ノリ」、いわゆる衝動というのは人生を突き動かす大きなターニングポイントになることもあると思います。
私たちの日常生活の中には、たくさんの刺激的な選択肢があって、どの選択肢を選ぶかはいつも自分次第。
是非、みなさんも「おもしろそう!」「やってみたい!」「知りたい!」など、みなさんの心を揺さぶる情報にアンテナを張り続けてください。
きっとみなさんの人生を変えてくれるような出来事や人々と出会うことができる選択肢が、たくさん転がっていると思います。
チャンスはいつも自分の目の前に!
新しいあなたに出会う選択肢を、私たちもご紹介&伴走できたら嬉しいです。
では、また次回!
See you soon~!